みなさんこんにちは。前回からの続きです。
今年6月に限定で発売された「近鉄全線2日間フリーきっぷ」で巡った、近鉄沿線乗り鉄道中記をお送りしています。
正面の顔が少し傾いたこの車両は「24系」。
「中央線」「けいはんな線」では1991(平成3)年6月にデビューし、以降、30年以上活躍する主力車両。「御堂筋線」や「谷町線」などでも色違いの同じ形式が幅広い勢力を誇っています。いつもお世話になっている電車です。
https://youtu.be/GBPq3eYTxhA?si=LN8A4bSDP3BXbxFz
しかしながら、先日に「OsakaMetro」の公式ユーチューブチャンネル(2023年11月9日アップ)をたまたま視聴していましたら、今年度中にこの「24系」すべての編成が「中央線」から姿を消すというくだりが(1:05〜)。
以前にも取り上げたことがありましたが、この「中央線」は「2025年大阪・関西万博(日本国際博覧会)」会場に直接乗り入れる、唯一の鉄道になることが決まっています。コスモスクエアにて。
ただ、くだんの万博が予定通りに開催されるかは別にして、ですが…失礼しました(汗)

この置き換えで姿を消すのは「24系」と、この「20系(1984年デビュー)」。角々したデザインがいかにも地下鉄っぽさを滲ませます。荒本、生駒にて。
今日の我が国の鉄道車両では当たり前になっている「VVVFインバータ制御」という、新技術の交流電動機を用いたモーター方式を国内ではじめて本格的に採用したということで、実はその方面では非常に高名な車両でもあります。
専門的な話しはともかく、30年や40年近くにわたって活躍して来た、路線の顔と言える車両。わたしなどは地元電車ですし、子どもの頃から見慣れ乗り慣れている電車でもありますので。東生駒〜生駒間、奈良線と併走。
そういった意味で「中央線」もまさに過渡期に差し掛かっているのだなと、感慨に耽ってしまいます。
ちなみに「24系」は、他の路線への移籍がすでに進められているとのこと。「OsakaMetro」というとこの形式がパッと浮かぶほどですから、個人的には、末永い活躍を願いたいものです。
次回に続きます。
今日はこんなところです。