恒例の「京阪電車2024カレンダー」をゲットする!中編 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。



毎年、10月1日から発売される「京阪電車カレンダー」。この時期、楽しみにしているものですが、その中身をみなさんとご一緒に拝見しようかということをしています。



さて、今回は7月から。
大川を渡る電車と、背景に花火とたくさんの舟。言わずと知れた「天神祭」船渡御です。

今年からは、コロナ前の規模に戻ったと耳にしました。いや、いいものですね。短い時間ですが、京阪電車の車窓からも愉しめるもの。


いい角度からのショットやなあと感じたのですが、テレビ大阪本社の屋上からなんですね。毎年、ハイヒール・モモコさんやきよし師匠が登場する、あの生中継と同じ場所なのでした。

確かに、ここからならばいい眺め。



8月。石清水八幡宮ケーブルの鉄橋から。
リニューアルしてから、随分と様相が変わったケーブルカーですが。この時期ですと、これほど緑豊かな沿線なのですね。

初詣ででしか乗らないので恐縮なのですが、夏のケーブルも気持ち良さそうです。


9月。石山坂本線を行く、2両編成の列車。


しかし、京阪電車オリジナルの緑地ではありません。かつて活躍した「びわこ号復刻塗装」の編成なのでした。




「びわこ号」とは、1934(昭和9)年に3編成が登場した車両。正式には60型と呼びます。その名の通り、京阪電車がかつてターミナルにしていた大阪天満橋から、大津・琵琶湖方面への特急列車として、直通運転を実現した名車です。

寝屋川車両基地で開催された、京阪電車ファミリーレールフェア(2019年開催)にて。


特筆すべきなのは、車両の連結部に設けられた台車。連接車と呼ばれるものですが、日本で初めてこれを採用したのが「びわこ号」でした。


連接部分はさながら回転ドアを思わせる通路。



先頭部分まで設けられた、客用座席。
大阪・琵琶湖間を、途中の京都三条駅停車のみで80分弱で結んだという、戦前としては最先端の技術を駆使した車両でした。


3編成のうち、1970(昭和45)年の廃車まで最後に残された1編成が、このように寝屋川車両基地で大切に保存されていて、秋には一般公開されるのですが、これ、実際に乗ってみたかったなあといつも感じます。


さらに、次回に続きます。
今日はこんなところです。