大阪モノレール 延伸への道!その56〜東大阪市方面への延伸工事を定点観測 2023年9月編 中編 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。




断続的にシリーズでお送りしています「大阪モノレール 東大阪市方面南伸事業(2029年度開業予定)」。事業認可後、昨年からおらが街ではじまった建設工事現場()付近の定点観測をするということをしています。


「大阪モノレール」ホームページより。



さて、毎度の探索のスタート地点「仮称・鴻池新田駅(こうのいけしんでんえき、大阪府東大阪市)」の建設予定場所から、9月に入った最近の工事の様子をお送りする中編です。

画面端左右(東西)に横切るのは「JR学研都市線(片町線)」。その交点付近にモノレール新駅が出来ることになっている、というところ。右側(北方向)の高架支柱は建設の真っ最中、ということは、前回の記事で取り上げました。


この交点から、南方向を望む。
モノレール本線路はJR高架の右端で、それと直交する高々架の「近畿自動車道(近畿道)」との間に敷設されることになっています。


こうして見ると割合に狭隘なところに思えるのですが、全線が高架で建設されるモノレール。

ただ、すでに開業している区画でも地上を並行するこの「府道大阪中央環状線(中環)」の道路上を活用していますので、どのような配線になるのか興味深いもの。直交するJR車中より。



さて、この交差部分から南側について今日は取り上げたいと思います。
交差点の名前は「寺島ポンプ場前東」。

JR高架沿いにある、府の下水道処理施設を指しています。もちろんここ以降もモノレールの建設予定地ですが、9月に入り、このようなバリケードが中環車道に張り出して来ていました。


それに加えて最も目に留まったのは、中央分離帯に生い茂っていた街路樹が、数日できれいさっぱりなくなったこと。これには驚きました。


この「仮称・鴻池新田駅」から南の建設予定区間を確認しますと、次駅は「仮称・荒本駅」。駅間は、2km強離れています。

モノレール本線は中環から大きく外れて「仮称・荒本駅」に至るルートになっていますが、「東大阪市役所」や「府立中央図書館」、そして乗り換え駅となる「近鉄けいはんな線 荒本駅」へのアクセスを勘案したものです。


これをさらに拡大。
つごう「仮称・鴻池新田駅」以南のこの区間でも、ついにこの夏から本線路建設の工事がはじまったのでした。ここからは①〜⑤地点から、その様子を探ってみることにします。出典同。



①地点より。JR高架を工事はついに南側にも抜けました。この地点の定点観測シリーズでは、JR高架以南を詳しく取り上げるのは、おそらくはじめてのこと。感慨深いです\(^o^)/

交差するのは「JR学研都市線(片町線)」。
京橋から先は「JR東西線」を介して神戸、明石、宝塚方面へと直通列車が運行されているという路線。「大阪モノレール」でははじめてここでJR線に乗り換えが出来るようになります。


この地点、中環は内側に3車線、外側に2車線。夜間工事が開始され、それぞれ1車線ずつが規制されるとのこと。



②地点より。
JR高架方向を望む、6月と9月(先週)の比較。


JRの車窓より。ここからでもやはり景色の変貌具合がわかりますが、この付近に「仮称・鴻池新田駅」が設置されることになっています。

街路樹が撤去されたあたりにはペデストリアンデッキが、左隣の工機屋さんがロータリーになると、事業計画では上がっていたのですが…


モノレール駅が出来るのは、このあたり。
好き放題に?樹木が生い茂るままですが、ここにももうすぐ手が入ることになるのでしょう。



余談ですが、この樹木が生え放題な状態は、わたしが子どもの頃からそのままだったという。

と言いますか、先の「大阪万博」開催(1970年)に当たってこの中環が整備されて半世紀以上、用途なく放置されていた土地でしたので、「モノレール南進事業」でようやくにして活用されることになったのでした。


さて先日、モノレールのホームページを眺めていましたら、南進事業で新設される駅のイメージパースがあたらしいものに差し替えられていました。





「仮称・松生町駅(まつおちょうえき、同門真市)」はコストコやららぽーと、三井アウトレットパークの真ん前。追加で設置が決まった駅です。2023(令和5)年4月、ブログ主撮影。


本題の「仮称・鴻池新田駅」はこのような駅舎がここに作られます。あの茂みにです💦


それはさておき、この度、街路樹がきれいさっぱりなくなったのは赤矢印の付近。ペデストリアンデッキはこの交点から東方向に「JR鴻池新田駅(同東大阪市)」へと続くことになるのですが、その距離は約300mほど。




乗り換え客が見込まれる中で、結構に離れることとなる両駅。果たして、連絡通路などはどんなものになるのか、こちらも気になります。



さらに、南方向へと進みます。

次回に続きます。
今日はこんなところです。