「近鉄全線2日間フリーきっぷ」で巡る近鉄沿線道中記2023〜その25 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。

今年6月に限定で発売された「近鉄全線2日間フリーきっぷ」で巡った、近鉄沿線乗り鉄道中記をお送りしています。



「ナローゲージ」という、いまや国内に3社・4路線しか存在しない貴重な、軌道幅が762mmの車両も小規模な規格の鉄道。




その内の2路線を走らせる「四日市あすなろう鉄道」を朝から全線乗り鉄し、起点の「あすなろう四日市駅」に戻って来ました。




わたしたちが普段利用している鉄道より、ひとまわり小さな車両や駅舎に、軌道幅。さながら「ミニ鉄道」とも言える、自ずから愛着が湧くようなかわいらしい鉄道でした。




路線の規格があまねく小さいということは、それだけ輸送力も小さいということ。建設費用が低廉なことから、全国に点在したナローゲージ鉄道はモータリゼーションの波に押され、早くも昭和20年代から姿を消して行きました。





そういったことで、それが令和の現在まで生き残っていること自体が、まさに奇跡です。


明治後期からの長い歴史を持つこの路線、末永くいつまでも走り続けてほしいと願いたいもの。また、是非に再訪したい鉄道です。



さて、あすなろう鉄道の駅を出まして、隣接する近鉄四日市の駅前をぶらぶら散策してみることにします。



あらためてですが、いま訪問している四日市は約30万人以上の人口を誇る都市です。


県庁所在地の津(人口約26万人強)を凌ぐ県内最大の人口を誇り、明治以降は国内最先端の紡績の街。昭和に入ってからは重工業を軸に、県内北勢部の中核地として発展を続けています。

萬古焼(ばんこやき)やかぶせ茶など、聞き覚えのある名物もたくさんあります。いずれも四日市だったのですね。市のポスターより。


お堅い?話しはそれとして、ぼちぼちお腹も空いて来ました。「旧四日市宿」宿場街の再現が圧巻だった市立博物館がある駅の西側は、飲食店などが並ぶ、にぎやかな一帯。



そこで「四日市トンテキ」のお店を見つけました!最近ではB級グルメで有名なもの。


乗り鉄をしていますと、その土地の名物を味わいたくなるのが自明の理、と言いましょうか。せっかく足を運んだ土地ですし、ご当地グルメはぜひに味わってみたいものです。


いいところで、次回に続きます。
今日はこんなところです。