みなさんこんにちは。前回からの続きです。久々の家族旅行で、3月なかばに「箱根・小田原」を訪れた道中記をお送りしています。
旅は第3日目(2023年3月12日)いよいよ最終日。小田原周辺の観光地巡りに当てました。
箱根の深い山々と、広大な相模湾という、対象的な絶景が実に印象に残った「小田原城天守閣」でした。
名残惜しいのですが、帰阪する新幹線まで残り2時間を切り、気づけば2時を回っています。
さて、この旅最後の名所旧跡に向かいます。
お城からは、石段を下って右に。石垣に沿いながら緩い坂道を降りて行きますと…
ポー♪という軽快な汽笛とともに、かわいらしい豆汽車が目の前を通り過ぎて行くではないですか。ちびっ子次女が釘付けに。
天守閣の西隣にあったのは「小田原こども遊園地」でした。出典①。
この豆汽車だけではなく、コインを入れると乗り物を模した駆体が動き出すという(→表現が難しい)あの、デパートの屋上やゲーセンにもあったような遊具がたくさん並んでいます。
ホームに停車している汽車を観察してみますとこれ、よく出来ています。
形式は「D52」。この種では有名な「D51(デゴイチ)」ではなく、貨物輸送用の蒸気機関車だというのがまたしぶい設定です。
調べてみますと、実車の「D52 72号機」は「御殿場駅(静岡県御殿場市)」駅前に静態保存されているとのこと。出典②。
小田原からですと、御殿場は箱根の山を越えたところで、さらに現役時代には同じ小田原市内で、箱根越えのために「国府津(こうづ)機関区」へ配属されていた経歴もあるようです。

なにかしら、ご縁があったのかも知れないですね。こういったことを紐解いて妄想?するのは楽しくて仕方がありません。
そんな中で、釘付けになっていたちびっ子次女がこれに乗りたい!乗りたい!と。よしよし。
鉄道に興味を持つのは良いことです\(^o^)/

ですが、わたしではなくJK長女と乗車することに(苦笑)いちばん先頭に乗せて貰えました。
わたしには普段見せぬような破顔で(泣)ちびっ子次女たちはしばしの間、旅立って行きました。しかし、客車の方もよく出来ています。
レールに対し、直角に敷かれているのが枕木。これをよく観察していますと、レールからはみ出している長さ(赤矢印)が割り合いにあるように感じます。
それを見て、思い出したのがこれ。レール幅に比して、枕木のはみ出し方もよく似ています。
「ナローゲージ」は我が国に、3路線しか現存していないという、大変貴重なもの。「日永(三重県四日市市)」にて。
これは、次回シリーズのフラグということで…余談でした。
さて、ヨメハンとちびっ子次女には遊園地で待って貰うことにして、JK長女とさらに城址公園を城下に下って行きます。
歩くこと5分ほど、「報徳二宮神社」に到着。あの「二宮金次郎」をお祀りした神社です。
次回に続きます。
今日はこんなところです。
(出典①「旅うらら 小田原・箱根ガイドMAP Vol.8」株式会社ルーツ発行 小田原市観光協会・箱根町企画観光部観光課・箱根DMA協力))
(出典②「フリー百科事典Wikipedia#国鉄D52形蒸気機関車」)