みなさんこんにちは。前回からの続きです。久々の家族旅行で、3月なかばに「箱根・小田原」を訪れた道中記をお送りしています。
旅は第3日目(2023年3月12日)最終日。この日は小田原周辺の観光地巡りに当てました。
いよいよ佳境に入った旅。「小田原城」に登楼しようかというところです。
下から仰ぎ見た天守閣には、たくさんの人々の姿が見えましたが、内部にはたくさんの展示があるとのこと。果たして、どのような眺めも楽しめるでしょうか。楽しみです。

さて、たくさんの展示が並ぶ城内ですが、まず目に入ったのが、先ほども触れた「天守」について。
「お城に登る」という言い方をするのですが、さまざまな建造物が立ち並ぶ中、最も高い建物のこと。眺めも良いでしょうからてっきり、必ず城主が住んでいるものとばかり思っていたのですが。さまざまな用途があったのですね。

そして、今日のわが国でのお城分類について。「小田原城」は「復興天守」に当たります。
解説にありますが、一部推測や改変等を加えて外観等を復元、ということが特徴です。

前回の記事でも触れたのですが、室町時代に北条早雲が居城にする以前から砦が存在し、さらに徳川政権下でも、幾度も建て替えがなされたという歴史があるからでしょうか。

勝手な想像ですが、そうなるとどの時代の、どの天守閣を模するのかも難儀しそうですし。
現在、わたしたちが見ているものは1960(昭和35)年に再建された、近代的ながら迫力あるコンクリート製。日本では、7番目の高さを誇るお城なのだそうです。

下から眺めるとすごい迫力でしたが、なるほど箱根や相模湾を控えた土地柄、古くから名物や名産があまたあることに、納得が行きます。
次回に続きます。
今日はこんなところです。