春の箱根と小田原へ!念願の家族旅行記2023〜その55 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。久々の家族旅行で、3月なかばに「箱根・小田原」を訪れた道中記をお送りしています。


旅は第3日目(2023年3月12日)最終日。この日は小田原周辺の観光地巡りに当てました。




いよいよ佳境に入った旅。「小田原城」に登楼しようかというところです。


下から仰ぎ見た天守閣には、たくさんの人々の姿が見えましたが、内部にはたくさんの展示があるとのこと。果たして、どのような眺めも楽しめるでしょうか。楽しみです。



さて、たくさんの展示が並ぶ城内ですが、まず目に入ったのが、先ほども触れた「天守」について。

「お城に登る」という言い方をするのですが、さまざまな建造物が立ち並ぶ中、最も高い建物のこと。眺めも良いでしょうからてっきり、必ず城主が住んでいるものとばかり思っていたのですが。さまざまな用途があったのですね。


そして、今日のわが国でのお城分類について。「小田原城」は「復興天守」に当たります。
解説にありますが、一部推測や改変等を加えて外観等を復元、ということが特徴です。


前回の記事でも触れたのですが、室町時代に北条早雲が居城にする以前から砦が存在し、さらに徳川政権下でも、幾度も建て替えがなされたという歴史があるからでしょうか。


勝手な想像ですが、そうなるとどの時代の、どの天守閣を模するのかも難儀しそうですし。

現在、わたしたちが見ているものは1960(昭和35)年に再建された、近代的ながら迫力あるコンクリート製。日本では、7番目の高さを誇るお城なのだそうです。


ところでこちらでは、天守閣の高さという点で現存しているお城を比較していたのですが…


第1位。おお〜「大阪城」ではないですか!5層8階、高さは41.5m。これは知りませんでした。いつも、見慣れていますのに(汗)



昨秋に訪問した時のショットから。
石垣の高さもさることながら、確かに、近づくに連れて仰ぎ見るような高さがあります。



ちなみに「大阪城」も「復興天守」です。

豊臣政権、徳川政権ともに西国の要として重要な役割を果たすものの、幕末の戦乱に巻き込まれ、天守閣や付随する施設の大半が消失。その後、市民から多額の寄附が寄せられ、1931(昭和6)年に再建されたものが、現在の天守閣として知られています。

お城を取り巻くように、実に自然が豊かなお城です。さらに真下まで自転車で行けますよ、などと宣伝しておきます\(^o^)/




余談になりましたが「小田原城」も江戸幕府にとって、旧東海道という重要な街道筋に位置しているということから、家康公を三河(現在の愛知県東部)時代から支えた大久保氏という譜代大名一族が、長く統治していたとのこと。


さて、展示されているものの中には小田原にまつわるものもたくさんありました。



目に留まったのが「小田原提灯」。険しい箱根八里を控えたこのあたり、山道を照らしながら進むのに重宝されたそうです。あの童謡「お猿のかごや」に出て来る、まさにそれです。


さらに、使わない時には胴体のじゃばらを折り畳み嵩を小さく出来るという、現在に通じるような便利なもの。考えられてますね。


 
ところで、JR小田原駅の改札前にはこのような巨大提灯がありました。これは折り畳めないか(笑)


下から眺めるとすごい迫力でしたが、なるほど箱根や相模湾を控えた土地柄、古くから名物や名産があまたあることに、納得が行きます。

次回に続きます。
今日はこんなところです。