みなさんこんにちは。前回からの続きです。久々の家族旅行で、3月なかばに「箱根・小田原」を訪れた道中記をお送りしています。
旅は第3日目(2023年3月12日)いよいよ最終日。小田原周辺の観光地巡りに当てました。
小田原名物として有名な、老舗かまぼこメーカー「鈴廣」さんが本店を構える「かまぼこの里」から、小田原駅へ戻って来ました。
時刻は11時半。帰阪する新幹線は16時過ぎですので、さてどうするかというところ。新宿ゆき「特急ロマンスカー」の発車を見届けます。
下田の街をいろいろと散策していたようで、観光船も黒船の仕様。
眺めが良かったのはよく覚えているのですが…
くだんの「185系踊り子号」に加え、伊豆急のシンボル、この「リゾート21」にも乗ってみたくなったのも、人情というもの。外観からして実に斬新な車両ですが、普通列車として走っていたのには驚きました。
いずれも「伊豆急下田駅(静岡県下田市)」にて、1999(平成11)年2月7日、大学3回生のブログ主撮影。
ですが下田と、箱根や小田原とは関係がなさそうなのですが、これらの後に続いていたのが…

なんと、この「小田原駅」で発車を待つ「ロマンスカー・HiSE(10000形)」のショットが!
展望室つきで、その他の客席は床面の高い「ハイデッカー構造」という、豪華な特急列車。2012(平成24)年まで活躍したと言います。

駅の設えもまったく異なり、時代を感じます。
自分で撮影しておきながら、この続きにはちょっとびっくりしました(苦笑)同日撮影。

そしてロマンスカーの隣には、旧型登山電車。
「箱根登山鉄道」の車両は小田原駅には乗り入れない(2006年3月のダイヤ改正で廃止)ですが、小田原からあの険しい山道を登り、強羅まで乗り換えなしでアクセス出来たとは、です。
ちなみに、被写体になっていた「110号車」は
2017(平成29)年2月に引退。晩年、車内は固定式クロスシートに装換されていたとのこと。観光路線ならではです。出典①。
しかし、伊豆に旅行というと、熱海や三島がその玄関口。先ほども触れましたが、行きは確かに新幹線を熱海で降りて乗り換えたのですが。グーグル地図より。
熱海から小田原は、県はまたぐものの、新幹線や在来線でも十分に行き来が出来る距離です。
さらに東海道線でしたら、根府川あたりでは相模湾の眺めが素晴らしいところ。それを観たかったのか、はたまた、熱海から乗る「ひかり」の接続がなく、小田原まで行ったのか…

小田原経由になったのは、いまとなっては知る由もないのですが、そのおかげでめったに見られない小田急の車両を、存分に満喫することが出来たのでした。
さらにデビューして間もない、当時最新型ロマンスカー「EXE」に運良く遭遇出来たのが、とてもうれしかったのをよく覚えています。同。
それからでも四半世紀あまりが経っていることに驚くのですが、わたしもあちゃこちゃと旅していたのだなということ、さらにそれが遠い思い出になるくらいの年月を経ているのだな、などと不思議な気持ちになります。余談でした。
次回に続きます。
今日はこんなところです。
(出典①「フリー百科事典Wikipedia#小田原電気鉄道チキ2形電車」)