春の箱根と小田原へ!念願の家族旅行記2023〜その11 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。今日の話題です。



久々の家族旅行で、3月なかばに「箱根・小田原」を訪れた道中記、その続編をお送りしています。

あれこれ語りながらになりますが、宜しければどうぞお付き合いください。



早朝に「東海道新幹線」で新大阪を発ち、名古屋で「こだま号」に乗り換え。


箱根の玄関口、小田原から観光客でごった返す箱根湯本へ。人気の温泉街で、そぞろ歩きと昼食とを楽しんだところでした。



ここからはいよいよ、今回の旅の主目的地、箱根山中へと分け入って行きます。同行の女子三人組とともに再び「箱根湯本駅(神奈川県足柄下郡箱根町)」へと、戻って来たのですが…


引き込み線に、旧型の登山電車が留め置かれているではないですか。いまは、おしゃれな新型車両が中心になっていると聞きますが、無骨な四角の車体と、このオレンジとグレーの塗装。

普段乗ることがないわたしにしてみれば、登山電車というと、まさにこれ。出来れば、こちらにも乗ってみたいものですが。


そのようなことを考えながら、駅へと戻って来ました。しかし、構内の雰囲気がなんとも華やかで、明るく感じます。その理由というのが…



新宿へ直通する「特急ロマンスカー」専用ホームに停まっていた、この真っ赤な塗装の「GSE(Graceful Super Express)」。
「70000形」最新型ロマンスカーです。


2018(平成30)年に登場したものと言いますがこの車両、大変な人気を博していると耳にします。それが先頭車両に設けられている展望席。


とかく、窓の大きなこと!開放感抜群ですね。


先端部が展望席になっている替わりに、運転台は2階に設けられているというもの。これもかっこいい。



「ロマンスカー」というと長年、展望席が象徴的だったと言うのですが、この車系は久々に、それを復活させたものだとのこと。しかし、夢のある話しです。


この「GSE」、デビューした時に、ネットニュースかで拝見したのですが、この朱色の塗装にも度肝を抜かれました。「ローズバーミリオン」というのだそう。


まったく沿線外の人間ですが、これがそれまでのロマンスカーのイメージと結びつかなくて!しかし、今回の旅でいちばん見たかったもの。
これはうれしい出会いでした。



軽やかな発車メロディに乗せて、新宿へ向かって発車して行きました。「箱根八里」ですね。



いや、いつか乗ってみたい車両ばかりのロマンスカーですが、初日から5車種のうち3車種に、早くも出会えたという。なんと運の良いこと。

果たして、あと2車種にも出会えるでしょうか。


さて、いよいよここから「登山電車」に乗り込みます。
この駅を起点に「強羅駅(同)」までを結ぶという、箱根を代表する乗り物です。出典①。


「強羅駅」まではわずか約9kmほどの道のりですが、一般的な鉄道とはまったく異なり、険しい山中を通常ではあり得ないような路線規格で登り降りするという、わたしなどにとってはたまらぬものです。


登山電車は、かつては小田原駅まで乗り入れていたのですが、現在はすべてこの箱根湯本駅発着になっています。ロマンスカーの隣、この3番線がその専用ホームになっていました。


ところで、先日の記事でも触れましたが、箱根を訪れるのは、実に36年振りのわたし。親のカメラを借用して、いろいろと撮影していたようでした。



アルバムから見つけたのが、これ。
箱根湯本駅ですが、現在とは配線をふくめ、設えがだいぶ異なります。1987(昭和62)年8月4日、小学3年生のブログ主撮影。


おそらくは、この角度からのものだと思うのですが、2両編成の登山電車が停まっているのは、現在は使用されていない、北端のホーム。ホームの案内表示にも、番線表記がありません。



これを拡大。

手前側(小田原方)の車両、車番は102?108?




遥か彼方の記憶を辿りながら、登山電車の旅に向かいます。


次回に続きます。

今日はこんなところです。


(出典①「Tourist map箱根観光地図」箱根DMA発行)