NHK朝ドラ「舞いあがれ!」一週間を振り返る〜第25週「未来を信じて」編 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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みなさんこんにちは。今日の話題です。




昨年10月から放送がはじまった、NHK朝の連続テレビ小説「舞いあがれ!」。

長崎・五島列島とともに、おらが街・東大阪がその舞台になっていた作品です。


3月31日に最終回を迎えたこのドラマ、気づいたこと、印象的だったことなどを毎週、取り上げて述べてみようという企みを、第1週からお送りしていました。少し間が空きました。



前週は、第24週「ばんばの歩み」編↑



読売大阪朝刊特別版「よみほっと」2023(令和5)年3月19日付け 9面より。



それでは、第25週「未来を信じて」編(3月20〜24日放送)を前後半で振り返ることにいたします。



時は、2018(平成30)年になっていました。


とあることから、大学時代に所属していた人力飛行機サークル「なにわバードマン」で先輩だった、刈谷(高杉真宙さん)と玉本(細川岳さん)と再会することになった、主人公・梅津舞(福原遥さん)。



ふたりでドローンの開発を行うベンチャー企業を立ち上げていたのですが、究極の目標は「空飛ぶクルマ」を作ることだと、熱く語ります。



後日、ふたりの会社「アビキル」を訪問した舞。確かに、これは人が乗れそうな!
しかしこれが本当に実現すれば、すごいこと。



ただ、これまで誰も手掛けたことのなかったもの。計画が大幅に遅れ、資金繰りも覚束ないのだと、先輩の玉本が話します。




舞と御園(山口紗弥加さん)は、町工場の技術を活かすべく立ち上げた、企画会社「こんねくと」を経営する身。




刈谷たちのプロジェクトに賛同したふたりは、
「アビキル」と業務提携することに。
苦心している資金調達、人材確保や広報に…




さらに、空飛ぶクルマで使用する部品を「こんねくと」を介し、東大阪の町工場で協力して製造、提供することで、業務提携することに。




舞と御園が「こんねくと」を立ち上げてから、この時点まで確か2〜3年が経過しているのですが、その事業内容がここまで詳細に明らかになったのは、劇中このシーンがはじめてでした。


お互いの強みと技術を活かして、事業を支援することはさることながら「こんねくと」が主軸にしている「東大阪の町工場の技術を活かす」ことが、上手いこと組み合わされている様子。

会社のコンセプト通りになっていますし、よく考えられているな、と感心します。


多忙な中、さらに「アビキル」の事業が加わることについて、舞は貴司(赤楚衛二さん)に相談をしていました。




貴司の理解も得て、舞は決心がついたようです。しかし、本当に優しい貴司君です。


そして、2019(令和元)年12月。ついに、物語は令和の時代に入りました。

ここで脱線するのですが、劇中、時々挟み込まれるこの良い眺望について。


大阪・奈良の府県境「生駒山(いこまやま、標高642m)」から大阪平野を眺めたもの。地図ではこのような位置関係になります。ヤフー地図より。


西端には「明石海峡大橋」がうっすらと。つまり、海の左側(南側)は「淡路島」。


生駒山から、明石海峡まではだいたい直線距離で50km以上はありますので、こんな遠くにまでと驚きます。


もとより大阪平野の大部分と、東大阪全域を俯瞰出来るという、なかなかにすごい景色なのですが、手元には、ふたつの特徴あるものが視認出来ました。


は、おらが街の市役所(荒本北2)。



反対側、大阪平野から「生駒山」を望む。

大阪市内から高架で続く「阪神高速13号東大阪線」が、府県境のトンネルに入るため、上下線に大きく別れながら、高さを下げて行くところ(、生駒山からは。市役所展望台より)。


阪神高速の真下には「近鉄けいはんな線」が走っていて、そこから間もなく「生駒トンネル」へと突入して行きます。新石切にて。


劇中でも、大好きな風景でした。余談でした。



本題に戻ります。
業務提携で、資金調達の役割を担うことになった「こんねくと」。舞は、兄の悠人(関ジャニ∞・横山裕さん)に相談を持ちかけます。



悠人が、人脈を活かして投資家を紹介してくれることに。しかし、以前の悠人ならばこのようなこと、決して舞には言わんかったのですが。





悠人もインサイダー取引の後に、ものの考え方が変わりつつある様子は、ここまでも描写がありました。





その影には、苦しい時にも悠人を見捨てずに支えてくれた、舞の親友・久留美(乃木坂46・山下美月さん)の存在があったこそ。


久留美も、長崎でのフライトナースの夢叶いつつあるようで、安心しました。



そして、悠人の紹介で3人の投資家が「アビキル」にやって来ます。投資に関わる、大事なデモンストレーションを披露することに。


デモ飛行は、無事に成功。


続けざまに切り出した、刈谷の言葉はなかなかのものでした。







人力飛行機サークルから、冷静沈着ながら熱意を兼ね備えていた刈谷。そのままの姿!


ところで、悠人に舞が投資家の紹介を頼み込んでいた、先ほどのシーンから。悠人は、このようなことも舞に話していました。




まさにその通りに。
かつて、ベンチャーキャピタルを立ち上げた悠人もですが、刈谷にも同じ要素があるのだなと、この場面でふと感じました。悠人と刈谷先輩、ウマが気が合いそうにも思えます。



その結果、投資家から多額の資金提供を受けられることに。さらに、仲間にも呼びかけてくれるという、想像以上の成果になりました。



これは、一気に開発が進みそうなのはよろこばしいことですが、夫の貴司に異変があり…


次回に続きます。

今日はこんなところです。