東大阪市民が巡る!NHK朝ドラ「舞いあがれ!」市内ロケ地を探索する〜その10 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。



現在放送中、NHK朝の連続テレビ小説「舞いあがれ!」。長崎・五島列島と、おらが街・東大阪がその舞台になっています。


本放送も、残すところ半月あまり。

劇中で登場した、市内の各地を市民はしくれのわたしが巡り、そのエピソードを回顧しようということを、最後の3月で行おうという企画。



主人公・岩倉舞(→梅津舞、福原遥さん)たちが住む、劇中では「大阪府東大阪市摘路町(つむじちょう)」のモデルになった街を、当シリーズの最初にまず、訪問しようとしています。



さて、今回巡っているのは「近鉄電車 俊徳道駅(しゅんとくみちえき)」の界隈です。


市内でも西端に位置し、大阪市内(生野区・東成区)と接していることから、戦前より開発が進んでいた地域。駅から西方向へと進んでいます。以降、ヤフー地図より。




俊徳道の駅から、ゆっくり歩くこと10分ほど。「三ノ瀬(さんのせ)小学校」という、市立の小学校に到着しました。


地図では、このような位置関係になります。いま居る交差点の角から、敷地に沿って100mかそこら進むと「大阪市生野区」というところ。


以前にも触れたことですが、東大阪は市域が広いがために、西隣の大阪市とはたくさんの区と境を接しています。


このあたりでは「生野・東成区」、南に行くと「平野区」。さらに北方向では「城東・鶴見区」と、南北にも幅があることに気付きます。現在地は。市役所備え付けの地図より。


この小学校は、主人公・梅津舞(福原遥さん)や夫の貴司(赤楚衛二さん)と、ふたりの親友・久留美(乃木坂46・山下美月さん)。

さらに舞の兄・悠人(関ジャニ∞・横山裕さん)が通う「東大阪市立摘路(つむじ)小学校」のモデルになった小学校です。しかし…



正門の傍に掲げられている校名を記した看板。すっかり色褪せているのにも関わらず、です。

実は、2018(平成30)年3月に閉校し、近隣の小学校と統合されていたのでした。


東大阪市内には現在、市立小学校は51校(うち小中一貫校2校)あるのですが、ここ5〜6年の間に数校が閉校、そして統合されていたのだとのこと。これは知りませんでした。



わたし(や長女、来年からは次女も)が通学していた市立小学校は健在ですが、どうも少子化というのは、おらが街でも深刻なようです。

自分が子ども時代など「約40人×5〜6クラス×6学年=全校生徒1200人以上」というえらい規模でした。東大阪では、小学校が少ないくらいやなという話しを、まわりの大人たちがしていた記憶さえあったんですが。余談でした。




それはさておき、この「舞いあがれ!」の第1〜3週、子役たちが小学3年生として活躍していた時に使われていたのが、廃校になっていた「三ノ瀬小学校」なのでした。

それゆえ、ロケーション撮影にはちょうど良かったのかも知れません。



しかし、よくよく観察してみますとあちこちで草が茂っていたり、外壁にツタが生えていたりします。物悲しい印象です。敷地外から撮影。


そういえば先ほど、通った正門あたりにはこのようなものも、残されていました。校歌と、これは卒業記念の手形でしょうか。なんだか大変胸が詰まるような思いになります。

思い出ある、母校が閉校になってしまうとは。わたしなら、きっと耐えられません(泣)


では校内の様子を、外周から観察してみることにいたします。劇中はどうだったでしょうか。


次回に続きます。

今日はこんなところです。