みなさんこんにちは。前回からの続きです。
現在放送中、NHK朝の連続テレビ小説「舞いあがれ!」。長崎・五島列島と、おらが街・東大阪がその舞台になっています。
本放送も、残すところ1ヶ月を切りました。
劇中で登場した、市内の各地を市民はしくれのわたしが巡り、そのエピソードを回顧しようということを最後の1ヶ月で行おうという企画。
主人公・岩倉舞(→梅津舞、福原遥さん)たちが住む、劇中では「大阪府東大阪市摘路町(つむじちょう)」のモデルになった街を、当シリーズの最初にまず、訪問しようとしています。
東西に広い市域の東大阪ですが、現在やって来ているのは、その西端部(□)。
大阪市(東成・生野区)との市境に隣接した、布施駅を中核とした地域です。市役所据え付けの案内地図より。
「布施駅」から乗り込んだ普通列車は、南へ緩くカーブを取りながら高架線を進むところ。北が右に当たります。
偶然にも?先頭車両に乗り込みましたので、ここからは、その様子もどうぞ。
大阪市内から併走していた「奈良線」は、東方向へと直進(画像左端)。徐々に別れて行きます。

緩いカーブを終えたところで、隣の「俊徳道駅(しゅんとくみちえき)」に到着。ここで下車。
大阪・奈良の府県境、信貴山の麓に住んでいた「俊徳丸」という人物が、四天王寺(大阪市天王寺区)へ観音菩薩祈願にここを足繁く通った伝承に由来する駅名、だとのこと。
市内でも、少々特徴のある駅名だと知ってはいましたが。
ところでこの駅を含む高架線は、その高さが割に高いことも特徴です。
ホームから周辺を眺めますと、北東方向には市役所。だいたい、直線距離では2kmくらい離れていますでしょうか。
背景の「生駒山」は奈良県との府県境。おらが街の「母なる山」です。


さらに、大阪市内への反対側ホームの向こうには「あべのハルカス」が。スマホカメラですがしかし、これほどはっきり見えるとは、です。
地図で確認しますと、ハルカスも直線距離では4〜5kmほどしか離れていないことに気づきます。意外なことですが、市内のことでも知らぬことばかりです。ヤフー地図より。


ところで、くだんの高架線はここでおしまい。かなりの急勾配で地上へと降りて行くのですが、この特徴ある風景、実は「舞いあがれ!」の劇中でも登場します。また後日項にて。

さて、この駅の南側では、近鉄電車の真下にまた別の高架線がくぐっています。「高架線が高い」とは先ほど触れましたが、これを跨ぐためというのが、その理由なのでした。

近鉄の駅に隣接しているのは「JR俊徳道駅」。ロータリーを挟んで、乗り換え駅の役割を果たしています。
近鉄側では「大阪線」が接続している訳ですが殊に、沿線中河内地域の八尾、柏原方面からの利便性が劇的に向上した、と耳にもします。新大阪まで乗り換えなし、は大きいことですし。
乗り入れているのは「おおさか東線」。
路線名通り、大阪市内の東側、その外郭部を半周している路線ですが、2019(平成31)年春に新大阪まで延伸され全線開通を果たしました。JR西日本ホームページより。
さらに、今春のダイヤ改正で「JR大阪駅(同北区)」に隣接する「うめきた新駅」に、地下線で乗り入れることにもなっています。もう少しです。
「おおさか東線」の恩恵というのは、同じ市内でさらに北に住むわたしにとっても、実にありがたいものだと、あらためて感じます。
次回に続きます。
今日はこんなところです。