長女とデート!?近鉄観光特急「青の交響曲」で新春の橿原神宮へ詣でる〜その16 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。


三が日が明けたばかりのとある平日に、長女と「橿原神宮(奈良県橿原市)」へデート、もとい、お参りして来た際の道中記をお送りしています。もう、2月も半ばを過ぎています(汗)



さて、中間2号車のラウンジ車両に直行したわたしたち。早速、お目当ての品を注文出来たのですが、さまざまな限定グッズも、こちらで扱っているようです。唐草模様の御朱印帳に…


「黒糖わらび餅」。車両をかたどったパッケージがかわいらしい。


そして、待つことしばし。「季節のオリジナルケーキセット(冬季バージョン・1200円、選べるドリンク付き)」がやって来ました!


これは、見た目からして美味しそうです。
チョコもですが、ショコラとさくさくのサブレがたまらん!と、JK娘。うれしそう…約束したミッションが果たせて良かった、良かった。


わたしの方は、地酒飲み比べセットかと迷ったのですが、あまり時間がないので「奈良 大和肉鶏カレー(1200円)」。


「ごろごろ水」という、こちらも奈良ブランドのミネラルウォーターがついて来ました。ラベリングからも、これは記念になります。


県内の天川村で湧出する、有名な天然水です。この「青の交響曲」は経由しませんが、吉野からさらに南の奥に分け入った、自然豊かな山あいの村です。いいもの貰えました。


カレーの「大和肉鶏」は、聞いたことはあるブランドでした。具材のひとつとしてですが、大変柔らかく噛むと深い味わいが、美味でした。

ところで「近鉄の観光特急の車内で頂く特製カレー」というと、そういえば、これが二度目だったと思い出します。


これです。「しまかぜ」カフェ車両で供される名物の「松阪牛カレー(1500円、ミネラルウォーター付き)」。こちらは「大和肉鶏」のより辛味があって、大人向けの美味なものでした。


大阪・京都・名古屋方面から伊勢志摩へ向かう「観光特急しまかぜ」。

いま乗車している「青の交響曲」とはまた異なる性格のスタイリッシュな列車ですが、デビューから10年以上も経過しているにも関わらず、いまだに絶大な人気を誇っています。賢島(三重県志摩市)にて。


こちらの方は、所要時間が2時間を超える本格的な長距離列車。また乗って、伊勢にも行きたいなあなどと思い返すのですが、出かけたいところ、乗りたい列車がたくさんあります。

今年こそぼちぼち、あちゃこちゃと気兼ねなく乗り鉄を再開したいものです。


無事に、長女は念願のケーキセットと、わたしはカレーを味わえることが出来ました。
結局、他の乗客はひとりもやって来ず。

至福のひとときというのは、実はこういった瞬間なのかも知れません。非日常の時間を味わえるということの、ありがたさを感じます。
追加で頼んだ「一番搾り」で、ちょっと酔うていたかも知れません(汗)



さて、満足したところで、指定されたツイン席に向かいます。気がつけば、あべの橋までは15分ほどのところまで迫っていましたので、後はとかく雰囲気と、車窓を楽しむことにします。


カーブが連続する沿線から、いよいよ大阪市内へ。「河内天美駅(かわちあまみえき、大阪府松原市)」を通過すると、直線が続く高架区間を、別人のように列車は快速に飛ばします。ヤフー地図より。

ではここからは、帰路のフィナーレに差し掛かった車窓を、動画でご覧頂きたいと思います。


「河内天美駅〜天美検修車庫」。
「さくらライナー」が止まっていました!


「大和川橋梁付近〜あべのハルカス車窓案内」。このような案内があるとは、さすがに「観光特急」ならでは、です。

ただし、肝心のハルカスは車窓の反対側でした(苦笑)車窓に、徐々に大きく聳えて来るところなんですが…スイマセン😓


「あべのハルカス車窓案内(続き)〜連続高架区間」。
大阪市内には、その南東部から入りました。
ハルカスのかわり?に、広がる河内平野と、その奥は生駒山。直線区間を快調に飛ばします。


そして、終点の「大阪阿部野橋駅」に到着。13時51分、定刻の到着でした。


いや、気にはなってはいたものの、なかなか乗車することが出来なかった「青の交響曲」。



行きしなにもさんざん記したのですが、まるで古い洋館を訪れたかのような、別世界でした。


ちなみに、車内整備した後の14時10分に「第3便」として、再び「吉野駅(奈良県吉野郡吉野町)」へと出発。

その折り返しの「第4便」として、再びあべの橋へと夕方に戻るという運行だそうですが、次回はゆっくり終点まで往復してみたいものです。



初代天皇・神武天皇の「東征」という、古代日本史に燦然と輝く伝承の数々。

なかなかに興味深い内容がたくさんでしたが、教科書などでは詳しく語られることが少ない、その一端を垣間見ることが出来たように感じられた、今回のお参りでした。


古来からの遺産があまた遺る大和の国ならでは、という印象を強く受けましたが、知っていたようで、実は知らなかったことを知れた充実感たるや。父娘ともども、知識の糧になったように感じます。


後は、環状線で帰宅するのみ。

デートはさることながら、娘がさらに歴史に興味を持った様子だったことがうれしい一日でした。会話のチャンネルが増えたことが😂


長駆、お付き合いくださりありがとうございました。このシリーズは、こんなところです。