三が日が明けたばかりのとある平日に、長女と「橿原神宮(奈良県橿原市)」へデート…もとい、お参りして来た際の道中記を、お送りしています。
さて、駅名標の隣にある周辺観光地の案内板。
橿原神宮はもちろんですが、ここは、万葉の時代から華やかな古代文化が栄えたところ。
飛鳥地域の入口にも当たるので、記された名所旧跡の名前を眺めるだけでも、なにかしらロマンを感じます。
それでは、早速「橿原神宮」へと向かいます。娘をだいぶ引っ張りました\(^o^)/


「中央口」の改札を出ますと、なんとも広々とした構内です。神宮のレリーフが飾ってあったり、造りもこれはレトロな雰囲気です。

天井付近を観察しますと、側面の壁が斜めになっていることに気づきます。特徴的なものだなと感じるのですが…
駅舎全景。なるほど、屋根が急傾斜になっていたから、だったのですね。しかし、重厚なさまには風格があります。
この特徴ある駅舎は、橿原神宮の本殿を模したもの、だと言われています。
近現代日本で数々の名建築を手掛けた、建築家・村野藤吾(むらの・とうご、1891-1984)によるもので、1940(昭和15)年、全国的に催された「神武天皇即位紀元2600年記念式典」を期して、建築されたものでした。出典①。
意外にも、というのでしょうか、参道はごく普通の街並み。その先に、いよいよ大きな鳥居が見えて来ました。
駐車場からの人の出も、どっと増えます。
次回に続きます。
今日はこんなところです。
(出典①「図説日本史通覧」黒田日出男監修、帝国書院編・発行 2014年)