長女とデート!?近鉄観光特急「青の交響曲」で新春の橿原神宮へ詣でる〜その8 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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みなさんこんにちは。前回からの続きです。


三が日が明けたばかりのとある平日に、長女と「橿原神宮(奈良県橿原市)」へデート…もとい、お参りして来た際の道中記を、お送りしています。



近鉄電車で最寄りの「橿原神宮前駅(奈良県橿原市)」に到着はしているのですが、ターミナルとして風格のあるこの駅を、うろうろとしておりました。


さて、駅名標の隣にある周辺観光地の案内板。

橿原神宮はもちろんですが、ここは、万葉の時代から華やかな古代文化が栄えたところ。


飛鳥地域の入口にも当たるので、記された名所旧跡の名前を眺めるだけでも、なにかしらロマンを感じます。



それでは、早速「橿原神宮」へと向かいます。娘をだいぶ引っ張りました\(^o^)/



「中央口」の改札を出ますと、なんとも広々とした構内です。神宮のレリーフが飾ってあったり、造りもこれはレトロな雰囲気です。


天井付近を観察しますと、側面の壁が斜めになっていることに気づきます。特徴的なものだなと感じるのですが…


駅舎全景。なるほど、屋根が急傾斜になっていたから、だったのですね。しかし、重厚なさまには風格があります。



この特徴ある駅舎は、橿原神宮の本殿を模したもの、だと言われています。


近現代日本で数々の名建築を手掛けた、建築家・村野藤吾(むらの・とうご、1891-1984)によるもので、1940(昭和15)年、全国的に催された「神武天皇即位紀元2600年記念式典」を期して、建築されたものでした。出典①。



いまからお参りする「橿原神宮」は、その初代天皇「神武天皇」を祭神としている神宮です。
駅からは、ほどない距離のよう。


その「紀元2600年記念式典」では、全国各地から参拝客が押し寄せたという、ここ「橿原神宮前駅」だと言います。これらについては、また後日項にて。出典同。


それでは、かつては多くの人々が押し寄せた参道を進んで行くことにします。三が日過ぎたのに、屋台や!と娘。これだけ著名な神宮ですので、まだ参拝客は引きも切らずなのでしょう。



意外にも、というのでしょうか、参道はごく普通の街並み。その先に、いよいよ大きな鳥居が見えて来ました。
駐車場からの人の出も、どっと増えます。

次回に続きます。
今日はこんなところです。

(出典①「図説日本史通覧」黒田日出男監修、帝国書院編・発行 2014年)