2025年大阪・関西万博 開催に向かって〜その33「OsakaMetro中央線 400系」公開! | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。今日の話題です。



夜9時前、NHK大阪ローカル「NEWS関西845」2022(令和4)年12月7日放送より。




開催まで2年あまりに迫った「2025年大阪・関西万博(日本国際博覧会)」。会場へ唯一、直接乗り入れる鉄道アクセス「OsakaMetro中央線」に投入される、新型車両「400系」が報道陣に公開された…というニュースでした。


半年にわたる万博輸送を見込み、一度見たら忘れられないインパクトのある、この「400系」のイメージパースが発表されたのが、ちょうど1年前のこと。

ほんまに、こんな車両が出来るんかいな?などと、かの頃は驚いたことを思い出したのですが、果たしてどのような車両なのでしょうか。




うわ〜!本当に、これは「宇宙船」さながらです。緑木検車場(大阪市住之江区)にて。



「中央線」の車両は19m級、客用扉は4枚。その間に、5人掛けのバケットシート。
これは、座り心地良さそうです。高級感もあり従来のそれとは、まったく雰囲気が違います。


そして、昨年のイメージパース発表から気になっていたのは、1編成に1両連結されているという「クロスシート」車両。窓を横にして座ることが出来る座席の形態です。

「地下鉄車両のクロスシート」とは、大量の通勤・通学輸送に勤しむ地下鉄としては大変珍しいものですが、これが「一両すべて」となるとおそらく日本初なのではないかと思われます。


これを拡大。座席は、通路を境にしてその方向は固定されているタイプです。


背ずりはかなり低く、替わりに窓位置がかなり高いように思えます。さながらバスのそれを思わせますが、こちらも座り心地良さそうです。

中央線の場合、乗り入れ先の「近鉄けいはんな線」でも地上区間が割り合いに長いので、景色を楽しむにはもってこいかも知れません。



他には、各扉上には液晶ディスプレイ。4か国語案内とはやはり、万博を訪れる外国人観光客への対応でしょうね。


液晶ディスプレイ然り、防犯カメラの設置も近年の新型車両では標準的な装備になりました。ところで…



車両端には、スマホ充電などが出来るUSBポートまで!これは取り合いになりそうです(笑)


しかし、一般的な通勤型車両でここまでの車両設備とは…時代は、変わりましたね。




外部デザインを担当された方は「フェラーリ」のデザインにも携わられているのだとのこと。

詳しくは存じないのですが、一流デザイナーの方を起用してのこの新型車両、力の容れようがすごいなあと感じます。


第一陣は、来春にデビューするそうですが、投入予定が「2025年度までに23編成」というと「中央線」は6両編成ですから、23×6=138両。

「OsakaMetro」ではこれまで例を見ないほどの短期間での大量投入ゆえ、車両の顔ぶれが一気に替わってしまうほどです。


となると、おそらくはこの「20系」と入れ替わりになるのでしょう。1984(昭和59)年に登場して以来、長年にわたって「中央線」の主役。


わたしも、これには地元民のひとりとしてお世話になって来ました。小さい頃から、見慣れ、乗り慣れた車両ですから、一抹の寂しさはありますが…近鉄への乗り入れ先、生駒(奈良県生駒市)にて。


しかし、その思い出をも吹き飛ばすような、インパクトばかりのこの新型車両!

とかく、早く乗ってみたいものです。


また、来年の春には楽しみが増えました。

今日はこんなところです。