2025年大阪・関西万博 開催に向かって〜その23「夢洲万博新駅」延伸予定区間と周辺を巡る 補遺 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。


大阪湾に浮かぶ人工島「夢洲(ゆめしま)」。
「2025年大阪・関西万博(日本国際博覧会)」会場となるこの島へのアクセスとなる「Osaka Metro中央線」延長線の始発「コスモスクエア駅」と、万博会場周辺の大阪ベイエリア地域を先日に巡った訪問記を、お送りしています。




夢洲へ向かう「Osaka Metro中央線 コスモスクエア駅(大阪市住之江区)」対岸の「咲洲(さきしま)」、その中核を成すあたりを探索しているというところです。グーグル地図より。



これは、前回の記事でも触れましたが「大阪府咲洲庁舎」が主なテナントになっている「コスモタワー」。西日本最大級の高層ビルです。


また、そこから道をはさんで海側には「ATC(アジア太平洋トレードセンター)」なる商業施設があります。ショッピングモールやイベントホールがあり、咲洲はじめ、ベイエリアの主たる施設になっています。


ベランダに出てみますと、もう海が目の前に。
しかし、どこかで見たことのあるフェリーが泊まっています。



輝く太陽が目印のあの「さんふらわあ」でした。秀逸なデザインやなあと、小さな頃から見るたびに感じるものです。


別府や志布志(鹿児島県)といった九州方面に向かうものですが、大阪側の拠点はここ「大阪南港コスモフェリーターミナル」なのでした。

以前は、少し離れた別の場所からの発着だったのですが、こちらに移転してからは利便性は格段に上がったと耳にします。



なにより「トレードセンター駅」から直結しているのと、道すがらのここ「ATC」館内に、多数の飲食店やコンビニが入居していることが、その理由でしょうか。しかし、のんびり出来るフェリーで、ゆっくりと旅したいものです。


さて、この「トレードセンター駅」からも、本題の「夢洲万博新駅」へ向かう延長線ルートをたどって見ることにします。駅から北側を向いたところ。


「ニュートラム」はこの駅を出ると、すぐに下り勾配にかかります。降り切ったところで、右へ大きくカーブを取りながら、地下線で「コスモスクエア駅」へと至っています。


その地点を拡大。コンテナを積み込む大型貨物船に、いかにも港湾部の風情を感じます。

対岸の「夢洲(ゆめしま)」コンテナヤードを遠景。万博が開催される彼の地にはまだ、これ以外には目立った施設はありません。



駅備え付けの地図を確認しますと、このアングルに当たります。

北が右上ですが「ニュートラム」が地下に消えるほんの少し先に、くだんの「夢洲万博新駅」への新路線が出来ることがわかります。




平成に入ってから、急激に開発が進んだここ「咲洲」のベイエリア地域。そもそもは、それに加えてのさらなる湾岸開発(「2008年大阪オリンピック・パラリンピック」招致が主たるもの)のために「夢洲」は造られました。



しかし、見通し不透明なオリンピック・パラリンピックの招致に惨敗した後、浮上したのが3年後の「2025年大阪・関西万博」でした。


埋め立て完成から長らく、放置されて来た「夢洲」にも、ようやく日の目を見る日がやって来て、そして隣接するこの「咲洲」や「舞洲」などとの相乗効果が期待出来るようになるか、ということになりましょうか。



ようやく、少しずつ部分的に、万博を形づくるさまざまなものごとが見えはじめて来たように感じるのですが、先日の朝日新聞に、またも実に気になる記事を発見。

万博輸送における増便に対応するための、新型車両「30000A系」が公開されたというもの。

待ってました!というのが率直なところですが引き続いて、こちらについて掘り下げてみたいと思います。


次回に続きます。

今日はこんなところです。