2025年大阪・関西万博 開催に向かって〜その21「夢洲万博新駅」延伸予定区間と周辺を巡る 後編 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。



大阪湾に浮かぶ人工島「夢洲(ゆめしま)」。
「2025年大阪・関西万博(日本国際博覧会)」会場となるこの島へのアクセスとなる「Osaka Metro中央線」延長線の起点「コスモスクエア駅」と、万博会場周辺の大阪ベイエリア地域を先日に巡った訪問記を、お送りしています。



グーグル地図より。
大阪港から海底トンネル「大阪港咲洲トンネル」を抜けて「Osaka Metro中央線 コスモスクエア駅(大阪市住之江区)」にやって来ています。


会場手前の対岸に位置する「コスモスクエア駅」。複数のホテルも至近なので、会期中は、さぞかしにぎわうのではと思われます。

地下3階にある「中央線」ホームから、エスカレーターで地下1階のコンコース階へ。


構内には小さな売店と、喫茶店があるばかり。
いささか寂しい感を受けますが、今後の変わりようはどのようなものかと期待が持てます。


それでは、この駅の周辺を少しばかり散策してみることにします。


コンコース階からさらにエスカレーターを登りますと…もう、大阪湾は目の前でした。



駅から北を向いていますので、この方向は「舞洲(まいしま)」に当たります。


駅から、海べりに降りられるというのでそちらに向かってみることにします。暑いです(汗)



このあたり「シーサイドコスモ(海浜緑地)」という公園になっていました。ちなみに「コスモスクエア駅」建設時の仮称は「海浜緑地駅」でした。


こちらは、先ほど海底トンネルをくぐって来た「大阪港」方向。

さながら夏のような陽射しがじりじり照りつけるのですが、さすがに海べりなので、風が心地良く感じます。近くに海がある、住民のみなさんがうらやましく感じます。



その証左に「海遊館」や「天保山大観覧車」。奥には「阪神高速5号湾岸線」の斜張橋がはっきり見えました。大阪湾沿いに、神戸・六甲アイランド方面に向かう道路。空いているので、神戸に行く時はいつもお世話になります。

見えませんが、斜張橋を渡って左側には「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」があります。阪神高速からは全貌が見渡せます。



そして反対側、西方向を望む。

方角的にはこの先、白い島地が万博会場が出来る「夢洲(ゆめしま)」です。

まだ、目立ってなにもないですね。




駅に戻って、周辺の案内地図を確認しますとやはりそうでした。北が右下です。

「海浜緑地()」直下から西へそのまま進むと「中央線」は「夢咲(ゆめさき)トンネル」をくぐり「夢洲」へと向かいます。





ところで、この駅には「中央線」の他にも「ニュートラム」が乗り入れています。


「中央線」ホームの真上、地下2階にホームが設けられている路線。こちらもやはり、ここが始発駅です。



「ニュートラム」は正式には「南港ポートタウン線」と呼ばれています。
「コスモスクエア〜住之江公園間」を主に高架で結ぶ、全長7,9kmの路線です。

走行装置にゴムタイヤを用いたもので、神戸・ポートアイランドへの「ポートライナー」に続き同年の1981(昭和56)年、日本で二番目に登場した新交通システム路線です。トレードセンター前にて。





制御室からの全自動運転が行われていることもあり、趣味的には、最前部の座席にかぶりつき出来るのが楽しいところでしょうか。




終着「住之江公園駅(同)」の高架ホームに入った列車内からは、SGやG1が度々開催されるボートレースのメッカ「BOATRACE住之江(住之江競艇場)」が一望のもと。こちらも興味深い車窓です。余談でした。



「ニュートラム」は直接、大阪都心に向かう路線ではなく、湾岸埋立地の新興住宅街や企業団地、コンテナヤードやフェリーターミナルなどを有する「咲洲(さきしま)」と「四つ橋線」とを結ぶ目的で建設されました。


万博会期中、大混雑が予想される「中央線」に対し、南へ遠回りで乗り換えが必要にはなるものの、都心からのバイパス路線として重宝されそうです。「Osaka Metro」ホームページより。


それではここからは、くだんの「ニュートラム」に乗り換えて「咲洲」のベイエリア地区を巡ってみることにします。


次回に続きます。
今日はこんなところです。