大阪市内にただひとつ!懐かしと思い出の「ドムドムハンバーガー」を味わいに平野へ 後編 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。



日本初のハンバーガーチェーン「ドムドムハンバーガー」。懐かしの味に再会しようと、大阪市内にただひとつ残っている「イオン長吉店(大阪市平野区)」にやって来ました。


幼少から高校生の頃まで、大好きで入り浸っていたドムドム。身近の店舗が次々と姿を消して久しいですが、この機会に、その思い出の品々を味わうことにします。全部は無理ですが…


続いて「手作り厚焼きたまごバーガー」です。
見た目通りというのでしょうか、ドムドムのバーガーではいちばん廉価なものです。


しかし侮ることなかれ、これが実に味わい深いものでした。


「厚焼きたまご」の名の通り、バンズの間にはたまご焼きのみが挟まれています。キャベツなど野菜の類はいっさいないのですが、このたまご焼き、厚さは実に3cm近くあるものです。


持ち上げた途端に、具材がぷるぷると動くさまというのは、ドムドムの他のバーガーのみならず、他社のそれでもなかなか体験することが出来ない迫力です。この瞬間、大好きでした💕


肝心のたまご焼きは、だし巻きのような食感と味わいなのですが、少しあっさりしています。その味覚は、記憶していた通りでした。
これが美味しくて美味しくて(まさにドムドムでしか食べられませんでしたし)通い詰める大きな要因になっていました。

繰り返しますが、具材はこれだけ。
しかし、辛子マヨネーズがいいパンチです。
いま流行りの「味変」になりましょうか。



そして、最後は「バターコーン」。
実はこれ、個人的にはものすごく印象に残っている一品です。


先日の前編でも触れましたが、わたしが高校生の頃に入り浸っていたのは、通学途中の「ドムドム京橋店(同都島区)」。ただ幼少の頃には、おらが地元にもドムドムがありました。

一部始終をはっきり覚えていないのですが、わたしをかわいがってくれていた亡き祖母がよくその地元ドムドムに連れて行ってくれて、その折に、サイドメニューのこれをいつも頼んでくれていました。


とかくこのコーンの美味しさに、ものすごい衝撃を受けたことだけは、鮮明に覚えています。
入り浸りの時にも、よく食べました。

甘いんです!それも、調味料による甘さでなくて、素材のコーンの甘さなんです!
それに溶けたバターが絡んで、なんというおいしさ、こんなおいしいものがあるんかという…


祖母が亡くなり、連れて行って貰っていた地元ドムドムも閉店し、もう30年近くになるでしょうか。食べものの思い出というものは、自分に関わる人々との思い出と深くリンクするものなのだということを、深く噛み締めた次第です。

ばあちゃんありがとう、と思い返しながら、このバターコーンを最後の一粒まで味わいました(泣)



そういったことで、実に思い出深いといいますか、自身の深淵の世界に浸れたような「ドムドムハンバーガー」との再会を果たせました。

イオンに残る、ダイエーの懐かしい雰囲気にも浸ることが出来て、足を運んで良かったなあという気持ちになります。
これも自分の中では懐かしい記憶の一端です。


しかし、ドムドムがまだ自宅の近くにあれば、毎週のように通っているはずなのですが。

実は平野は、おらが街に隣接してはいるのですが、わたしの居どころからはかなり離れているので…また、機会を設けて再訪したいものです。思い出のメニューは、まだまたあります。



実に、清々しい心!になった帰路でした。

お付き合いくださりありがとうございました。

今日はこんなところです。