さらば!今春ダイヤ改正で姿消す「JRおおさか東線」201系電車にお名残り乗車 後編 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。

 

 

今春のダイヤ改正で、従来からの「ウグイス色201系」が引退することになった「JRおおさか東線」。

 

そのお名残りという意味も込めて「放出駅(はなてんえき、大阪市鶴見区)」から「新大阪駅(同淀川区)」へ往復した先日の乗り鉄記を、前回に続き、お送りすることにします。

 


無事に「新大阪駅(大阪市淀川区)」に到着。
新幹線が発着する、言わずと知れた大阪の玄関口ですが、東線のホームは最も北側、ひっそりとした雰囲気のところにあります。
 

 
それでは、いったんコンコース階に上がってみることにします。 
 

 

 
こちらには、ダイヤ改正後にくだんの「201系電車」を置き換えることになる「221系電車」 のイラストがありました。
 


12日から、東線のあたらしい主役となる「221系」は、JR西日本が発足した直後の翌年、1988(昭和63)年に登場しました。
都合、最初に自社向けとして製造した車両、ということになります。

上から「森ノ宮(大阪市中央区)」「JR難波(同浪速区)」にて。



3扉の間には、ゆったりとした転換式クロスシートを設け、投入された「新快速」でさらなるスピードアップを実現し、競合する私鉄から多数の旅客を、新生JRに移行させた立役者です。

「京橋(大阪市都島区)」「森ノ宮」にて。
 
 
新快速運用からはすでに引退していますが、現在も大阪・奈良間を結ぶ「大和路快速」はじめ大阪近郊の線区にも配属されるなど、一大勢力を誇っています。

「201系」のような通勤型ではなく、比較的長い距離を運行する近郊型だということで、車内にはトイレ設備も設置されている車両です。


余談ですが、この度「おおさか東線」の車両がすべてこの「221系」に統一されることになったのは、それまで主力として活躍していた「JR神戸・京都・琵琶湖線」に新型車両が導入されることによる玉突きの転属と、サービス改善が理由でした。

 

とはいえど、車両自体は引退する「201系」同様、体質改善工事で新車同様にリニューアルされていますので、長年にわたっての活躍は期待出来そうです。
 

 
ではここからは引退する「ウグイス色201系」をギャラリー風に。 
 
 

 





それでは、新大阪を折り返し出発します。
 
  
 
またも動画から。この路線で、わたしがいちばん好きな「淀川」を渡る区間、「JR淡路→城北公園通間」の車窓を。心地よい走行音です! 
 

 

あっという間に「放出駅(はなてんえき、同鶴見区)」に到着しました。 

 

 

見慣れ馴染みはじめつつあった、ウグイス201系の姿が見られなくなることはさびしくもありますが、旧国鉄時代からの生き残りであるこの車両の替わりには、居住性の高い「221系」 があらたな主役を張ることになります。


時代は令和も4年、世代交代は徐々に進んで行くのだなと、ふと感じた次第です。

10年ほどでしたが、お世話になりました(^o^)



お付き合いくださりありがとうございました。

今日はこんなところです。