工事たけなわの「JRうめきた新駅」報道陣に公開 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。今日の話題です。



前回に引き続き、朝日大阪朝刊 2022(令和4)年3月3日付け 30面(社会面)より。

「JR大阪駅(大阪市北区)」北側で再開発が進む「うめきたエリア」に新設される「うめきた新駅」、建設中の様子が報道陣に公開されたという記事がありました。


同日、NHK大阪「ニュースほっと関西」より。
新駅の開業は来春予定で、すでに工程の80%ほどが完成しているのだとのこと。


「大阪市内最後の一等地」と言われる「うめきたエリア」最大の目玉になる新駅。さて、その進捗状況はどのようなものでしょうか。


おお〜、ホームと線路はすでに形になっています。2面4線の構内ですが、こうして見ますと、いよいよやなと感じます。


ホームには、国内初の採用だというフルスクリーン式のホームドアが設置。
2扉・3扉、特急や快速など、さまざまな形態の列車が乗り入れる予定になっているがゆえですが、これは新駅ならではの最新技術ですね。


新駅の開業は、先ほど触れたように来春を予定しています。駅に発着するのは、京都・新大阪から関西空港への「特急はるか」や、和歌山・南紀方面への「特急くろしお」だといいます。



もともとこれらの特急列車は現在、新大阪を出ると貨物線を経由して、大阪環状線・阪和線へと運行されています。
人気の「ハローキティはるか」、新大阪にて。



ただし、多数の乗降が見込める大阪駅には、配線の関係上で乗り入れることが出来ずに居たのですが、地上の貨物線を地下化して移設、うめきた新駅を設置することで、大阪駅から関西空港、南紀方面への特急列車を停車させる、ということが最大のメリットになります。


ちなみに、この駅も「大阪駅」になることが決まっています。高架式の在来線からは、長い地下通路で改札内連絡することですが、東京駅の京葉線のような感じになるのでしょうか。気になります。


万博が間近になる来る中、大阪市内や近郊では新線や新駅の建設、計画が進められています。


なにぶん、便利になることはありがたいことです。特急に乗るために、新大阪まで迂回するのは乗り換えの手間がかかりますし…


ところでこの新駅、最終的には、こちらも建設が本格的した「なにわ筋線」の終着駅にもなります。JRと南海電鉄が乗り入れる予定で、梅田となんばを直結する、大阪市内のあたらしい南北軸になる新線ですが、開業は2030年あたりとまだまだ先のことです。


まだ正式に決定されたことではありませんが、現在新大阪を始終着にしている「おおさか東線」をひとまず、この新駅に乗り入れさせる構想もあるようです。出典①。


その「おおさか東線」で走る、ウグイス色の電車。大阪近郊のみならず、かつては首都圏でも広く活躍した「201系」という車両ですが、今春のダイヤ改正で、この路線からはすべて引退することになりました。新大阪にて。


開通からまだ日の浅い「おおさか東線」。

個人的にはようやくにして、この車両、塗装に慣れ親しんで来たところのように感じるのですが、思えば、あと数日で姿を消してしまいます。放出にて。


次回はついに姿を消すこの「ウグイス201系」について、あれこれ取り上げたいと思います。

今日はこんなところです。


(出典①「JTB時刻表」2022年3月号 JTBパブリッシング刊)