大阪モノレール 延伸への道!その40〜東大阪市方面への延伸工事を定点観測 仮称・瓜生堂駅編 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。

いよいよ昨年に、本格的な工事が開始された東大阪市方面への「大阪モノレール 南進事業」。




グーグル地図より。

これから進捗する沿線工事の定点観測を目的に、南進区間の終点に当たる「仮称・瓜生堂駅(うりゅうどうえき、大阪府東大阪市)」付近()を探索しています(モノレールはと、延びてくることになっています)。


さて、ここはくだんの新駅建設予定地、そのすぐ真下。
すっかり?工事現場然としていますが…



看板の注意書きには「車両基地整備工事」の文字があるではないですか。


あらためて、事業計画の図を確認してみます。
ひとつ手前の「仮称・荒本駅(あらもとえき、同)」を出ると、モノレール本線の西側に「仮称・瓜生堂車両基地」も新設されることがわかりました。


こちらも、イメージパースが公表されていました。高架本線に対し、車両基地は地上に設置。
しかし、細長い形態が特徴的です。

記載にあるように、本車庫は現在も稼働している「万博車両基地(同吹田市)」のままで、そのバックアップや、南進に伴って増備される車両の収容が目的のようです。


東大阪市方面への南進が完成すると、全長は約30kmにも及ぶ、日本最大級のモノレール路線になりますので、これら基地を分散して設置することは、さまざまな意味合いで必須だと言えましょうか。門真市駅にて。


その車両基地からは、すぐ隣の「仮称・瓜生堂駅」へ直接出入り出来る配線になっているので、車両運用上でもこれは効率的に感じます。

現在、居る位置はあたりでしょうか。


柵の合間から、その車両基地と、本線高架が建設される一帯を観察出来ました。


左側の「近畿自動車道(近畿道)」と、右側の「大阪中央環状線(中環南行き)」の合間にあるスペースですが、わたしが知る限り、ここは昭和時代から遊休地になっていました。



もともと近畿道と中環は、1970(昭和45)年に開催された「日本万国博覧会(大阪万博)」に合わせて整備されたものなのですが、同時に、これらに沿って大阪郊外を外周する形での鉄道建設構想があったため、これら道路に、このような充分なスペースが設けられている、という訳です。

平成に入り、モノレールという形でそれが実現して今日に至る…という経緯があります。


それでは、定点観測をはじめたこれら交点の、ニトリモール側へと戻ることにします。


頃合いよく?東花園の車庫へ回送される「特急ひのとり」が高架線を通過して行きました。

しかし、この深い赤のメタリックカラーは目を惹きますが、コロナ禍でまだ乗れずです…


次回に続きます。

今日はこんなところです。


(出典「大阪モノレール延伸事業 門真市駅〜仮称・瓜生堂駅」大阪モノレールホームページ)