阪和電鉄 昭和初期の面影 その118〜「カムカムエヴリバディ」安子と稔とるいの杉本町を歩く⑤ | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。



ただいま放送中、NHK朝の連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」。

史上初の、3人のヒロインが生きる100年の世代を描く物語ということで話題になっています。


ここでは、初代ヒロイン・橘安子(上白石萌音さん)と、名家の長男で跡継ぎになる雉真稔(松村北斗さん)とが絆を深め、また、その後も幾度も登場する杉川町(住吉区・杉本町がモデル)を中心とする街について、劇中の展開に沿って実際に探索してみようということをしています。2月4日放送より。


グーグル地図より。
その「杉川町」もとい「杉本町」に向かっています。大阪の南のターミナル、天王寺からは「JR阪和線」、各駅停車です。



快速を先に通し「鶴ヶ丘駅(大阪市住吉区)」を発車。巨大な「ヤンマースタジアム長居」が見えて来ました。
Jリーグ「セレッソ大阪」の本拠地です。




このあたり、大変短い駅間が続きます。
もとより戦前から拓けていたところということの他にも、多数の駅を設けて利用喚起を図ろうとした、阪和線が私鉄の出自である名残りとも言えます。


さて、ここからまたも車窓風景を動画にて。
平成に入って完成した、近代的な高架線が終わりまして、阪和電鉄独特の雰囲気が残る地上線へと降りて行きます。我孫子町→杉本町間。


続いて、我孫子町→杉本町間。

高架線を降りてからすぐの、待避線が設けられている杉本町の駅の構造たるや、かつての国鉄やJRには決して見られない、趣味的にはトリッキーなつくりです。


天王寺からは15分弱、いよいよ「杉本町駅(同)」に到着しました。



ここでさらに、後続の快速電車に抜かれます。
大阪から関西空港、和歌山・南紀方面へつながる重要な幹線ならではです。



次回に続きます。
今日はこんなところです。