みなさんこんにちは。前回からの続きです。
先月はじめ、急遽頂いた連休に思い立ち、お四国の香川・高松へ「ことでん」沿線を巡った、久しぶりの遠出ひとり旅の様子をお送りしています。
ここは「JR高松駅」。
定刻の9時39分、無事到着しました。
新大阪から、実に久々の「山陽新幹線」。
さらに岡山で「快速マリンライナー」に乗り換えをしたのですが、発着番線や場所の要領は身体が覚えていたという…岡山駅にて。
自分で言うのもなんですが、これが「三つ子の魂百まで」というやつだろうか知らん(苦笑)

グーグル地図より。
JR駅から、ロータリーと交差点を挟んたところに「高松琴平電気鉄道(ことでん)高松築港駅」があります。駅裏は「玉藻公園(たまもこうえん)」。かつての高松城跡です。
「ことでん高松築港駅」に到着。
JR駅からは、歩いて3〜4分だったでしょうか。
源平合戦で知られる屋島や、四国八十八ヶ所を順打ちすると、いよいよ満願に近づくという霊場が点在している「志度線(しどせん)」。
その八十八ヶ所の87番札所の「長尾寺」、そして最後の88番札所の「大窪寺」へ、参詣客輸送を主な目的に建設されたという「長尾線(ながおせん)」。
中小私鉄ながら、車両や設備は総じて近代化されており、通勤・通学や観光など、幅広く利用されている鉄道です。
ことでんは、鉄道趣味的にも大変興味深い鉄道です。戦前から、自社発注の新型車両を積極的に導入するなど、時代の最先端を行くさまざまな取り組みは、先進的なものだったようです。
長年に渡って運行されて来た、この「300号・120号」というレトロ電車も、1926(大正15)年に自社発注したものです。
動態保存(どうたいほぞん。実際に稼働出来る状態にしながら保存すること)されていましたが、この日のさよなら運転を最後に、完全引退することになっていました。
当日は「長尾線」と「琴平線」で、臨時の普通列車として運行される予定。
運良く、高松築港を9時53分に出発する列車に
間に合いそうだというので、急いでいた次第です。「琴平線 仏生山駅(ぶっしょうざんえき)」ゆきで、到着後には、隣接する車両基地で撮影会が行われるのだとのこと。

JRとことでんの駅は近いのですが、少し急いだおかげで、レトロ電車の到着前、無事に辿り着けました。良かった、良かった。
すでに、構内はギャラリーでいっぱいです。
今日は、ことでんであちこちを巡ってみることにしていたので「電車全線1日フリーきっぷ(大人1,250円)」を窓口で購入。
券面にあしらわれたイルカは、ことでんの人気キャラクターだとのこと。かわいらしい。

それでは、このレトロ電車に乗り込むことにします。実に楽しみです。
次回に続きます。
今日はこんなところです。