みなさんこんにちは。前回からの続きです。
いよいよ今月、引退が迫った「日本初の多扉車(たとびらしゃ)」こと「京阪電車5000系」。
完全引退を前にした先月28日、最後に残った第1編成(7両編成)を用いた、団体臨時列車が運行されましたが、この列車に乗車出来た際の様子をお送りしています。

ところで、車両基地内の引き込み線には、特急専用車両がずらりと並んでいます。
赤と金色(8000系)そして、青とベージュ塗装(3000系)がその「特急専用車両」です。
しかし、車両基地内をあちこち移動する車中から確認した限りでも、ここには10編成が留め置かれているのを見かけました(ちなみに、京阪の「特急専用車両」の総数は「16編成×8両=128両」)。
朝日大阪朝刊 2021(令和3)年8月27日付け 27面(大阪東部・河内地域面)より。
大減便の「臨時ダイヤ」は、今年4月末から6月まで設定されており、その後にせっかく通常ダイヤへと戻されたのですが。複雑な心境になります。「三条駅(京都市東山区)」にて。
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ところで、朝日記事には、近鉄特急も3割運休…というくだりもありました。
やはり、利用客の減少が要因だそうですが、京阪と比べて路線網が広大で、一列車の運転区間も長く、さらに、奈良大和路・伊勢志摩といった観光地に向かう、別料金が必要な有料特急の比率も高い近鉄のような場合では…です。
コロナ禍の影響というのは、運輸業においても本当に大打撃だと察します。賢島にて。
次回に続きます。
今日はこんなところです。