みなさんこんにちは。今日の話題です。

2021(令和3)年8月23日付け 朝日大阪朝刊23面(大阪東部・河内地域面)より。
春先の第4波をはるかに超える勢いで、新型コロナの第5波が猛威を振るう、こちら大阪です。
関西3府県への緊急事態宣言の発出も四度目。
ただ事態は沈静化するどころか、輪をかけてひどくなっているのを感じます。
京阪電車ホームページより。
感染拡大を受けて、いったん取り止めていた、列車本数を大減便する「臨時ダイヤ」を、28日から土日祝に再び設定することになった…というプレスリリースが発表されていました。
「臨時ダイヤ」の設定と、6月の一時解除についてはこちらもどうぞ↓

プレスリリースによると「臨時ダイヤ」自体は今年5月から、6月20日までの土日祝に設定されていたものと、基本的に同一だとのこと。
開始は8月28日(土)、当面の間での実施。

ここからは、前回の「臨時ダイヤ」設定日の際の沿線の様子とともに、概要を見て行きます。
減便率が最も高いのは10〜16時の昼間帯。
京阪間を直通する「特急・準急」は10分間隔→20分間隔に(1時間当たり6本→3本)。
利用客の多い大阪方では本来、京阪間を直通する「準急」の内、半分の3本を「枚方市(大阪府枚方市)」折り返しに。淀屋橋にて。

「交野線(かたのせん)」「宇治線」といった支線でも同様に、昼間帯は10分間隔→20分間隔(1時間当たり6本→3本)に列車本数を半減。

最終列車の繰り上げは、臨時ダイヤ以外の平日ダイヤにおいても、すでに実施されています。
これも継続され、上り(京都方面)最終「深夜急行」の運休もそのままになるようです。
そして「臨時ダイヤ設定日のプレミアムカーサービス中止」も、前回同様に行われます。


個人的に、前回の「臨時ダイヤ」設定の際、最も衝撃を受けたのが、まさにこれでした。
座席指定車両「プレミアムカー」を連結した特急専用車両の運用をすべて取り止め、特急列車は緑色の通勤型車両で代走させる、というものでした。天満橋、京橋にて。
「寝屋川車両基地」を車窓から。
運用取り止めになった特急専用車両が多数留め置かれるという、前代未聞の光景。5月撮影。
また、このようなことになるとは…です。

ともかく少しずつでも、この状況が改善されないかなと、重ねて願うところではありますが…枚方市にて。
今日はこんなところです。