阪和電気鉄道 昭和初期の面影〜その88「和歌山駅周辺の鉄道網変遷を辿る」Vol.2 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。



グーグル地図より。

JR、南海、和歌山電鐵が集う、和歌山駅周辺。

現在は「和歌山駅」と「和歌山市駅」の2つがその玄関口としての役割を果たしています。


歴史を掘り下げますと、深く複雑な経緯を持つこの周辺について、本題の「阪和電気鉄道」こと現在の「JR阪和線」のそれを中心に、現在までの変遷を実際に辿ってみようということをしています。



まず、やって来たのは「南海なんば駅(大阪市浪速区)」。今回は「JR阪和線」最大のライバル関係にある「南海電車」で、和歌山入りしたいと思っていました。


市内を南北に貫くメインストリート「御堂筋」は、この駅に突き当たるところが南の終点になります。



昭和初期に建設された、当時としては国内屈指の重厚な巨大建築。改装を重ねながら、往年の歴史をいまに伝えています。
開業当初から「高島屋大阪店」が入居する、ミナミを代表する著名なスポットです。


長いエスカレーターで3階へ上がります。
改札の向こうには、実に壮大なターミナル駅がそこにはあります。こちらも、私鉄では日本最大級の規模を誇る、迫力あるものです。

 
さて、訪問したのは平日の朝、8時半過ぎ。
ラッシュのピークはすでに過ぎているようですが、次々と到着する列車からはたくさんの乗客が改札へと急ぐ光景が見られました。



普段、南海電車にはあまり乗らないので、実に興味津々です。新鮮な感を受けます。


次回に続きます。

今日はこんなところです。