阪和電気鉄道 昭和初期の面影〜その89「和歌山駅周辺の鉄道網変遷を辿る」Vol.3 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。



JR、南海、和歌山電鐵が集う、和歌山駅周辺。

現在は「和歌山駅」と「和歌山市駅」の2つがその玄関口としての役割を果たしています。


歴史を掘り下げますと、深く複雑な経緯を持つこの周辺について、本題の「阪和電気鉄道」こと現在の「JR阪和線」のそれを中心に、現在までの変遷を実際に辿ってみようということをしています。




ここは「南海なんば駅(大阪市浪速区)」。
今回の和歌山入りは、南海電車にしようと決めておりました。というのも…


南海電車ホームページより。
大阪から和歌山へ行くのなら、この「和歌山観光きっぷ」が便利やなと思っていました。


和歌山まで往復乗車券と、和歌山市内のバス乗り放題、さまざまな店舗での割り引きなどがついて、大人2000円。
さらに、往復に「特急サザン」の座席指定券がついたものは、大人2520円。

通常では、難波〜和歌山市間は片道930円。
これに、サザン指定席券を追加すると520円。
という訳で、往復に看板列車「特急サザン」の指定席を利用出来るという、このお得な乗車券を試してみたかった次第でした。


9時10分発の「和歌山港ゆき」が、すでに発車待ちをしているところでした。


8両編成ということですが、後部は通勤型車両の「自由席」です。


これを、前方へと進んで行きますと…自由席4両の前に、指定席が4両連結されています。

「特急サザン」最大の特徴は、自由席車両と指定席車両が併結されていることでしょうか。
他では、名鉄特急でも見られるものです。


そして、運の良いことに!
最新型の「サザンプレミアム」車両でした。
一度乗ってみたかったので、これはうれしい。




指定席車両は空いていました。2×2列でリクライニングシートが展開しています。



2×2列のリクライニングシートが展開。
オーソドックスな座席配置ながら、座り心地はかなり良いものでした。
コンセントやWi-Fiもありますし…

競合している阪和線と相対しても、まったく不足は感じられません。
さらにあちらは「特急くろしお」ですから、値はさらに南海に分があります。


次回に続きます。

今日はこんなところです。