多扉車の元祖「京阪電車5000系」ラストランへ向かって〜その34 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。


6月に引退が決定した、日本初、そして日本最後となった「多扉車(たとびらしゃ)」こと、朝ラッシュ時に5扉を使用していた「京阪電車5000系」について取り上げています。



先月から、引退記念のヘッドマークを掲出して最後の活躍をするという姿が見られるようになりました。京橋にて。



ところで、昨年12月は、5000系の第1編成が1970(昭和45)年に登場して以来、50周年を迎えるということで、さまざまな記念イベントが行われました。




「50周年記念ヘッドマーク」掲出の他…


「記念スタンプラリー」も沿線で行われました。すでに6月での引退が発表されていましたので、大変な人気だったようです。


台紙を拝見していますと、さすがに半世紀の車齢があるということで、懐かしいショットがたくさんでした。


わたしも、くだんのスタンプラリーに参加して来たのですが、所定のラリー駅で捺したスタンプのなんとも味のあるデザイン…

特徴ある沿線各駅の名所があしらわれていて、これを集めるだけでも楽しめました。


そして「達成賞」として頂いたのがこの「特製マスクケース」でした。最大の特徴である側面の5扉が、なんともかわいらしいデザインです。

もったいなくて、よう使いませんが(笑)


さらに、イベントの中でも最大の注目だったのが「座席昇降実演観覧会」なるものでした。
「5000系」が5扉以外の運用に入る際には「ラッシュ用扉」と呼ばれる第2・4扉を閉鎖し、その部分の天井に収納されている座席を降下させ3扉車として充当されています。


「中之島駅(大阪市北区)」ホームに留め置かれた「5000系」を用いて、その座席昇降の実演を見学することが出来るという、たまらぬイベントでした。長年、京阪電車ファンのはしくれのわたしでも、見たことすらないものです!



運良く、この日は休みを頂いていたので、会場となる「中之島駅」へイベントのあった12月20日に赴いて参りました。いや、楽しみです。


コンコースの列にしばし並びまして、中之島駅3番線に誘導されます。
普段、昼間にはまったく使用されないホームなので、イベントによく活用されることが多いようです。


そして、すでに主役の「5000系」が入線していました。近くで観察出来る機会というのは、もうこれが最後かも知れません。

次回に続きます。
今日はこんなところです。