多扉車の元祖「京阪電車5000系」ラストランへ向かって〜その31 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。

 

6月のラストランが迫った、日本初で日本最後となった多扉車(たとびらしゃ)「京阪電車5000系」と、全国的に見ても、朝ラッシュ時の混雑が殊に激しかった京阪沿線において、昭和30〜50年代に旅客輸送対策のために行われた事業を、時系列に取り上げるというシリーズの、続きをお送りしたいと思います。

 

 
ところで先月の24日、京阪電車からこのプレスリリースがありました。
 
 
4、5月に「引退記念イベント運行」が行われるとのこと。いずれも、臨時団体列車扱いです。 
 
 
さっそく、ホームページを拝見してみました。

 
第1弾は、中之島駅から淀駅まで行き、入替え線をバックして淀車庫に入庫、そこで撮影会。

 
第2弾は、同じく中之島駅を発車、寝屋川車庫で洗車体験を行った後、淀駅を経て三条駅へ。
この駅の出町柳方にある引き上げ線に入り、折り返すところまでの乗車。


どちらも、営業線から車庫に入庫するというので、なかなか興味深いものです。
個人的には、ほぼ全線を走破する第2弾に参加してみたいなと感じます。

 
 
そして、引退記念の特別ヘッドマークの掲出も開始されました。
新旧塗装が並ぶ、秀逸なデザインです。 
 
 
 
昨日、所用で京阪に乗った折、運良くこのヘッドマークを掲げた「5000系」に遭遇しました!

「ラストラン」の文字を見るに、ついに来たかと感慨に耽ってしまいます。
いままで、当たり前のように走っていて、利用して来た車両でしたから…守口市にて。
 
 

すでに5編成は廃車され、残る「5000系」は2編成×7両、合計14両を残すのみとなりました。


個性豊かな車種があまたある京阪電車の中でも群を抜いて特殊な存在だった「5000系」。

昭和・平成・令和と、半世紀あまりにわたって続いた活躍に、いよいよ終止符を打つ瞬間が近づいて来ました。残り3ヶ月ほど、その姿をしかと見届けたいと思います。


次回に続きます。

今日はこんなところです。