「花の万博」30周年記念メモリアル展に「咲くやこの花館」を訪れて~その1 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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みなさんこんにちは。今日の話題です。



大阪日日新聞電子版 2020(令和2)年12月3日付け 19面(地域総合)より。

大阪市の東部、鶴見区と守口市にまたがる「花博記念公園鶴見緑地」で、1990(平成2)年に開催された「国際花と緑の博覧会(花の万博、EXPO90)」から30周年の記念メモリアル展が行われる、という記事を見つけました。



グーグル地図より。

「鶴見緑地」は大阪市内中心部から東に位置する、都市型の緑地公園です。


かつて、湿地帯が広がっていたこの周辺に、昭和30年代から、当時盛んに建設が進められていた市営地下鉄(現在のOsakaMetro)の現場から大量に発生した残土を積み上げて作られた、という歴史があります。



そんな「鶴見緑地」が一躍、全国的に注目を浴びたのは、1990(平成2)年春から半年間にわたって開催された「花の万博」でした。







広大な緑地公園を会場とし、「園芸博」という性格もあったことから、世界各国のガーデニングや美しい花々を楽しめたり、また、博覧会ならではの趣向を凝らしたパビリオン群も魅力でした。

 


時はバブル最盛期だったこともあり、博覧会期間限定の遊園地「マジカルクロス」も設置されるなど、大変な人気を博した、平成初期を代表する大きな催事となりました。

いつどこへいっても、たくさんの人であふれかえっていたのをよく覚えています。



わたしは当時、小学6年生。
近隣に住んでいたので、夕方から割引になる「夜間入場券」で親によく連れて行って貰ったり、この年は学校遠足でも定番でした。


小さい頃からなじみの深い緑地公園、一歩中に入るとあたかも別世界のようで、小さいながらも訪問の度に、このような楽しい場所があるんか!などと、夢のような気持ちだったのをいまでも鮮烈に覚えている次第です。



余談ですが、それから15年後の2005(平成17)年に開催された「愛知万博(愛・地球博)」に、気づけば大阪から16回も訪れるくらい、「花の万博」はわたしの「万博好き」の原点になった博覧会でした。

実にさまざまな楽しい思い出ばかりなので、30年経ったいまでも、感慨深いものがあります。

 

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それはさておき、30周年記念の展示が行われているというのは、博覧会当時に大阪市が出展したパビリオン「咲くやこの花館」です。


会期前から、後年の保存を前提としたもので、総ガラス張り、全天候型の大温室を兼ね備えた植物園として、世界的に珍しい種も展示しているということもあり、大阪では観光名所のひとつとなっています。



さらに、メモリアル展示の中には…
「花の万博」公式マスコットキャラクターとして親しまれて、会場内外のあちこちで見かけた「花ずきんちゃん」の原型石膏モデルが、なんと初公開される!ということで、これはぜひに拝見してみたい。

 

 

あの手塚治虫先生が、一般公募で選ばれた案から立体化をさせたという経緯もあるものです。

先ほど述べたような経緯もあって、いまなお大好きなキャラクターですのでなおさらに…





そういったことで、久しぶりに「咲くやこの花館」のさまざまな植物と、30周年記念展を拝見して来ました。
目当てはあくまで、後者なのですが(笑)

今日からはその道中の様子をお送りしたいと思います。よろしければお付き合いください。

 

次回に続きます。

今日はこんなところです。