みなさんこんにちは。前回からの続きです。
「京都鉄道博物館(京都市下京区)」で「新快速50周年」特別展を拝見した後、隣接する「梅小路公園」で大切に保存されている、京都市電の車両をあれこれ観察しているところです。
ところで、この「2000形」という車両が廃車になったのは、1977(昭和52)年のこと。
よくよく眺めていますと、うれしいことに車内の広告などは、その40数年前のままではないですか。
おっ、これは目を惹かれてしまいます。
確か昭和の終わり頃までは、遊園地での催し物というと、このようなものが多かったような。
催事が行われていたというのは「八瀬遊園(やせゆうえん、同左京区)」。
この「梅小路公園」からは結構離れていますが現在の「叡山電車(叡電)八瀬比叡山口駅」の真ん前にあった、遊園地です。
京都市内中心部から離れたところでしたが、夏にはプールが大変な人気を博していたようで、
京都の子どもたちには、思い出深いところだったと聞いたことがあります。
他にも、変わった?広告もありました。
ふむふむ…
百貨店、でしょうか。マイカー(死語ですね)でも悠々アクセス出来そうです。
ということで、これは「西武大津店」の広告でした。びわ湖沿い、大津港にも近い「におの浜」にあり、PARCOも近接する県内最初の百貨店として、まさにこの車両が現役だった1976(昭和51)年6月にオープンしたのですが…
「Lmaga.jp」2020(令和2)年8月31日 リリースより。その「西武大津店」、惜しまれながら今夏に全面閉店となってしまいました。
県内でも数少ない百貨店、さらに、県庁所在地にありながら…というので、あまり縁のないわたしとしてもびっくりした次第です。
地域の核になる店舗でしたので、今後、周辺がどうなるのか気になりますが、これも時代の流れなのでしょうか。
近隣に、イオンモールも出来たそうですし…
おいしい食べものも気になります(笑)
関西ではおなじみの「ぼてぢゅう」もですが、大きなおにぎりを頬張っている男の子の姿…
いまいくつくらいなんやろうかな?などと、ふと思ってしまいます。
過ぎ去りし懐かしき時代を感じる、興味深い広告ばかりです。
次回に続きます。
今日はこんなところです。