【再編集UP】JR九州 全線完乗への道!~一部区間をBRT化へ…日田彦山線乗車記⑨ | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

(2015年4月3日アップ分を再編・再掲)

みなさんこんにちは。前回からの続きです。

「JR九州 全線完乗を目指す旅」、「日田彦山線(ひたひこさんせん)」をはじめ、合計三つの路線が集結する、筑豊地方の交通拠点「田川後藤寺駅」(福岡県田川市)に来ています。

 

 

発車10分ほど前、駅改札にたどり着きました。

わずかとは言えまだ時間があるので、下車した時に観察出来なかった部分を見て行きたいと思います。

 

 

まずは運賃表から。

ここ「田川」は、かつての筑豊炭鉱の中核を成した都市の一つとして知られていますが、最近は「北九州都市圏」や「福岡都市圏」へのアクセスも良いということで、住宅地としての開発が進んでいるそうです。

 

「小倉駅(同北九州市小倉北区)」までは「13駅」、本州へ渡ったところの「下関駅(山口県下関市)」までは「15駅」

というか、「本州側の各駅」、それも結構な距離のところまで「運賃表」に載っているのには意外な感じがします。

 

 

例を言うと、「門司」から「関門トンネル」で本州側に渡って「山陽本線」に入り、「下関」「新下関」「厚狭」…と過ぎて、隣の「小野田駅(同山陽小野田市)」から分岐している、こちらものんびりとしたローカル線の「宇部線(うべせん)」、「雀田駅(すずめだえき、同)」なども見られます。

 

 

 

この駅、以前アップした「JR西日本 全線完乗シリーズ」で乗りつぶしの時に、待ち時間があって下車したことがありました。

小駅でありながらもなかなか独特の味わいあるもので、さらにこの駅から分岐する朝夕しか列車が走らない支線、通称「長門本山線(ながともとやません)」も思い出深いものでした。


しかし、意外にも近いところにあるものなのだなと感心します。

よくよく考えてみると、福岡と山口は隣県ではありますが、海をはさんでいるからでしょうか、個人的には遠いところのようにも感じます。

 

その際の記事はこちらもどうぞ↓

当ブログ

「JR西日本 全線完乗への道!山口県編~その6」(2014年12月23日アップ)

https://ameblo.jp/kyle-of-lochalsh/entry-12477782122.html

 

 

 

発車案内板より。各方面、接続が考慮されていて便利ですね。

 

さて、次に乗車するのは「14:21発 日田彦山線 普通 日田ゆき(大分県日田市)」です。

「日田」からここ「田川後藤寺」までやって来たルートを戻り、再度「久大本線(きゅうだいほんせん)」に戻ることにしています。

 

 

 

「1・2番ホーム」には「キハ30型」。そして「平成筑豊鉄道」のディーゼルカーが発車待ち。

 

 

そして、切り欠き型の「0番ホーム」にも、「新飯塚ゆき(福岡県飯塚市)」の「キハ30形」が待機していました。

 

 

そうこうしていますと、小倉方面から2両編成のディーゼルカーが入線して来ました。これから乗車予定の「日田ゆき」です。

 

 

3列車の揃い踏みをしばし観察出来ました。それぞれの列車の接続も絶妙で、まさに「交通の要衝」なのだなとあらためて活気を感じます。

 

 

急いで跨線橋を登り「4番ホーム」へ。ホームにたどり着いた時にはちょうど、乗客の入れ替わりが済んだところでした。

軽いアイドリング音が、これまたたまりません。

 

 

ここで、本日ここまでお世話になっている「キハ47形」の細部観察をしてみます。

先頭車両の顔、その下半分ですが、なかなかさまざまなものが取り付けられています。

 

右上から「タイフォン(警笛)」、横には楕円形の「製造銘板(新潟鉄工所)」と「所属会社銘板(JR九州)」。

さらにその下には「ジャンパ栓(と蓋)」(ブレーキ、電気系統のホースをつなぐもの)、そして左下には「40 8051」と、この車両の車番が記された「渡り板」…など。どれも味わいがあります。


というか、製造銘板を見るとこの車両、「昭和55年製造」だったのですね。

レトロな装いですが、実は製造がわたしとあまり変わらないという(笑)

 

 

さまざまな歴史のある街、「田川市」を1時間というほんの少しの時間でしたが、少し垣間見ることが出来ました。

機会を設けて、次回は是非にゆっくり街歩きしてみたいと思います。

 

次回に続きます。

今日はこんなところです。