近鉄特急で令和最初の伊勢志摩を巡る その25 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。

 

少しばかり間が空きましたが「近鉄特急で令和最初の伊勢志摩を巡る」と題して、先月に伊勢志摩を日帰りひとり旅した際の様子を、今日からは再びお送りしたいと思います。

 

 

シリーズもいよいよ佳境に入って参りました。

 

「松阪駅(三重県松阪市)」を出ること約1時間。車窓の左手に、この美しいリアス式海岸の風景が見えますと… 

 

 

終着の「賢島駅(かしこじまえき、同志摩市)」に到着。定刻、15時18分着でした。

近畿・東海2府3県にわたって、広域な路線網を誇る近鉄の中でも、最南端に位置する駅です。 

 

 

ヤフー地図より。 

この「賢島駅」付近の様子ですが、複雑に入り組んだ海岸線の中で、離れ小島に乗り入れていることがわかります。

 

一帯の海は「英虞湾(あごわん)」

名産の真珠養殖の筏が浮かべられ、美しい海や島の観光船巡りが人気だと言います。 

 

 

さて、ついにやって来た「賢島駅」。

この、豊かな自然に囲まれた、のんびりとした雰囲気の駅からは、大阪・京都・名古屋方面へ直通の特急列車が運行されています。 

 

 

乗車して来た特急列車は、折り返し「名古屋ゆき」になります。

さらに、既に入線している編成と連結して、8両編成で名古屋へ向かいます。 

 

 

ところで、時刻は午後の3時20分を回ったところ。後は、この駅から「近鉄特急」で帰阪するのみになりました。

 

さて、志摩半島の玄関口に当たるこの駅までやって来た理由というのは…

 

 

これでした!

近鉄が誇る、超豪華観光特急「しまかぜ」に、始発駅のここ「賢島」から乗車するためです。

 

 

それも2編成が並んでいますが、向かって右側が「大阪難波ゆき」、左側は「名古屋ゆき」

この夕方の時間帯、続行して発車して行くためなのですが、迫力ある光景がたまりません。

 

 

 

近鉄電車 公式ホームページより。

「しまかぜ」は、伊勢志摩への観光客輸送に特化した「観光特急」として、2013(平成25)年3月に「大阪難波・近鉄名古屋~賢島間」で、さらに翌年の10月には「京都~賢島間」で運行を開始した列車です。

 

 

 

これまでの近鉄特急のコンセプトとは一線を画した列車で、豪華な車内設備を兼ね備えることで「乗ること自体が楽しみとなる」として広くPRされ、大変な話題になりました。

 

 

そういったことで、デビューから早くも数年が経過しているのにも関わらず、いまだに大変な人気を博している列車です。

 

 

これまで、幾度か指定席を取ろうと試みるものの、ことごとく満席続き…だったのですが、今回のひとり旅では、実に運の良いことに指定が取れました。 

 

 

 

 

さらに、指定されているのは客室の床面が高い位置に設けられている「ハイデッカー展望車両」の先頭という! 

これは、大阪まで乗るのが本当に楽しみです。 

 

 

「しまかぜ」には、実に魅力的な車内設備が揃っています。

そのひとつがこの大きな窓の「カフェ車両」

 

 

 

「供食設備が設けられている列車」というのは今日では数少ない例になりましたが、こちらでは沿線の伊勢志摩名産をふんだんに使用した、オリジナルメニューの食事を味わえるのだとのこと。こちらも大変気になります。

 

 

ホームを進んで行きますと、その「レストランカー」と先発の「特急 名古屋ゆき」の二階建てビスタカーが並びます。豪華な出会いです。

いや~、本当に楽しみです。

 

次回に続きます。

今日はこんなところです。