みなさんこんにちは。前回からの続きです。
先日まで「大津市歴史博物館」で開催されていた、「江若鉄道(こうじゃくてつどう)-思い出の品々-」展を拝見しに行った際の様子をお送りしています。
さて、「びわ湖観光の拠点」である「びわ湖浜大津駅(滋賀県大津市)」から、大津の市内電車として親しまれている「京阪電車 石山坂本線(いしやまさかもとせん)」に乗ること3分ほど、この「大津市役所前駅(同)」に到着しました。
目指す「大津市歴史博物館」へは、この駅が最寄りです。
幾度か訪問したことがありますが、びわ湖の湖岸に近い、小高い山の上にある博物館です。
前回の記事でも少し触れましたが、この駅を含めた「京阪電車 大津線」の4駅は、昨春に名称の改称が行われました。
「市役所が最寄り」ということで、大津市のオリジナルキャラクター「おおつ光ルくん」(大津に所縁のある、現代に生まれ変わった「光源氏」だそうです)が登場する案内でした。
それまでは、こちらは「別所駅(べっしょえき)」と称していたのですが…
このように「大津市役所前駅」へと改められました。
地域住民への分かりやすさに配慮した改称だったようですが、改称以前からも車内放送では「別所、市役所前」というアナウンスがなされていたので、認知度としてはもともとから高いものがあったのではないかと思われます。
乗車して来た「坂本比叡山口ゆき(同)」はすぐに発車。この駅ももともとはやはり「坂本駅」でしたが、「世界遺産・比叡山」へのびわ湖側の玄関口という土地柄から、観光客に分かりやすい駅名に改められました。
改札口を出ます。こじんまりとした駅ですが、駅員さんが詰めておられました。
改称前の「別所駅」時代。
装いは殆ど変わってはいませんが、駅名標が新しいものに取り替えられただけで、だいぶと印象は異なります。
さて、改札を出て道路の右側には、くだんの「大津市役所」があります。バス停も近くにあり、交通の便は良さそうです。
その市役所を右手に、小雨の中を浜大津方面へ少し戻ります。おっ、この先です。
緩い坂を登って行きますと、びわ湖の美しい風景が広がって来ます。天候が悪いのが残念ですが…
よくよく眺めますと、雲の向こうにきれいな形をした山がうっすらと見えて来ました。
天気が良ければはっきりと望めるのですが、「近江富士」の名で親しまれている、湖東の「三上山(みかみやま、滋賀県野洲市)」、標高が432mという小高い山です。
もう少し近づいた「JR草津線」の車中から眺めますとこのような感じ。形状の美しさがなおのことです。
このあたり、高い山が他にありませんので大変目立つものですが、きれいですね。
次回に続きます。
今日はこんなところです。