初秋の筑前・筑後をひとり旅2019 その2 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。

先日、頂いた連休で福岡県、筑前・筑後地方をひとり旅した際の様子をお送りしています。

 

 

さて、今春に全線開業したばかりの「おおさか東線」の始発列車で「新大阪駅(大阪市淀川区)」に到着しました。

時刻は朝の5時50分過ぎですが、たくさんの人たちが新幹線乗り換え改札へと向かいます。

 

 

この時間ですと、東西どちらの方面へも始発便に間に合うということで、早朝にも関わらずにぎわっています。東京方面へは、さすがにこの時間から頻発運転です。 

 

 

 

わたしは九州へ向かうので、ここからは「山陽新幹線」に乗ることにしています。

この時間帯、西方面へは「のぞみ」ではなく、熊本・鹿児島中央方面へ直通の「みずほ」「さくら」が中心です。 


ただし、わたしが乗るのはその合間に走る「ひかり441号 博多ゆき」。

 

 

主要駅に停車する、速達型の「みずほ」「さくら」とは異なり、こちらの「ひかり」は実にたくさんの駅に停車します。数えてみますと、通過する駅はわずか4駅ほど(新倉敷、新尾道、東広島、厚狭)。 

 

 

「JTB時刻表 東海道・山陽新幹線」より。

くだんの「ひかり441号」を見てみますと、ほとんど「各駅停車」の様相です。


3分前の6時ちょうどに発車する「みずほ601号」と比べても、博多駅に到着するのは約1時間の差。さらに後続の「さくら541号」にも、途中の広島駅で10分停車している間に追い抜かれる…という、新幹線としては実にのんびりした?ダイヤです。急ぎの旅ではありませんし、その分、ゆったりと過ごせそうなのでまったく構わないのですが。 

 

 

混雑している乗り換え改札を入ります。 

 

 

 

「新幹線 新大阪駅」にはたくさんのホームがあるのですが、「山陽新幹線」始発の列車は、その中でもいちばん北側にある「20~22ホーム」があてがわれていることが多いようです。 

 

 

 

20番線に上がりますと、すでに「ひかり441号」は入線していました。 

 

 

この列車、最近ではめっきり数を減らして来た「700系」車両でした。 


後継の「N700系」「N700A」が増えるに従い、主力からはすでに外れつつあり、「東海道新幹線」からの引退は間もなく、というようです。

「山陽新幹線」ではまだまだ安泰のようですが、いずれにしろ稀少な存在なので、趣味的には乗れて運が良かったなと感じます。

 

 

 

車体側面の行先表示はLED式ですが、最新のものではない、どことなく懐かしさすら感じる書体です。 


この「700系」がデビューしたのは、平成11(1999)年。当時はまだ主力だった初代新幹線「0系」や、2階建ての「100系」を置き換える目的での導入だったと言いますが、20年が経過した現在では、逆に追われる立場になってしまいました。

もう乗るのは最後になるかも知れません。

 

 

次回に続きます。

今日はこんなところです。