みなさんこんにちは。前回からの続きです。
今年4月から、「OsakaMetro今里筋線」延伸計画区間の需要喚起や今後の工事の検討を目的に、「BRT(Bus Rapid Transit)」という、鉄道に匹敵する速達性、定時性を備えた方式により「社会実験」として運行が開始された、大阪市東部を南北に走る「大阪シティバス」の「いまざとライナー」について取り上げています。
次に途中下車したのは、東住吉区に入った「杭全(くまた)」停留所です。
「大阪メトロ」「大阪シティバス」の路線案内を見ますと、一大繁華街の「天王寺(あべの橋)」に近いところです。
さて、「いまざとライナー」を降車したのは、地図上下に走る「今里筋」から右(西方向)へ折れた、「国道25号線」の途中にあります(地図中、赤い☆付近)。
近くには「JR大和路線 東部市場前駅」があり、先ほどのバス車内でも、接続するJR線列車の発車案内がなされていました。
それでは、その「東部市場前駅」へ向かってみることにします。
まずは「国道25号線」を渡ります。この先、八尾・柏原・奈良方面へとつながる、終日にわたって交通量の多い国道です。
長い待ち時間の後、横断報道を渡りますと…手前に「JR線」の高架橋がありますが、国道の近くとは思えぬ静けさがそこにはありました。
右折しますと「東部市場前駅(同)」がありました。駅名は、駅の北東にある「大阪市中央卸売市場東部市場」から来ています。
食料品、生活物資を取り扱う大規模な市場で、早朝から市場で働く人々で混雑する駅です。
せっかくなので、駅構内にも入ってみます。
「天王寺」まではわずか1駅という利便性の高いところですが、駅自体は平成元(1989)年11月に開業したという、比較的歴史の浅い駅です。
周辺は、市場の他にも古くから住宅が密集している土地柄です。
駅は「東住吉区」にありますが、「生野区」にも隣接していることから、そちら方面からの利用も多い駅です。
それでは、駅から目の前にある一方通行を進んで行きます。
高架沿いに、再び「今里筋」に出て来たところです。
実はこの「東部市場前駅」、以前に幾度か利用したことのある駅なのですが、数年前のその時にはなかった「東口」がここに出来ているではないですか。
券売機や自動改札機の数は少ないものの、エレベーターが設置されているなど、これは便利になったなと感じます。
もともとの駅(西口)は「今里筋」からは少し入ったところだったので、そちらからですと、位置的にも移動距離が短縮されることになりますから、朗報ですね。調べてみますと、今年3月に出来たばかりなのだとのこと。
その、新設された「西口」の目の前には「今里筋」。これを渡り、駅の東側へと移動します。
次回に続きます。
今日はこんなところです。