社会実験BRT「いまざとライナー」の沿線を巡る その7 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。

 

今年4月から、「OsakaMetro今里筋線」延伸計画区間の需要喚起や今後の工事の検討を目的に、「BRT(Bus Rapid Transit)」という、鉄道に匹敵する速達性、定時性を備えた方式により「社会実験」として運行が開始された、大阪市東部を南北に走る「大阪シティバス」の「いまざとライナー」について取り上げています。

 

 

前触れが長くなりましたが、いよいよ「いまざとライナー」の「今里駅(大阪市東成区)」にやって来ました。

オレンジにブラックが特徴の専用車両が、こちらも「ライナー」専用停留所に到着したところです。

 

 

 

やって来たのは「BRT1」こと「長居ルート」を走る便です。ここからですと、標準所要時間はおよそ37分とのこと。

 

案内では「地下鉄今里⇔地下鉄長居」間の運行、となっているものもあったのですが、路線図を見ますと「地下鉄今里」の先には「神路公園(かみじこうえん)」停留所(同)が、「地下鉄長居」の先には「長居西二丁目」停留所(同住吉区)まで「いまざとライナー」は運行されています。

折り返し設備の関係で、少し先の停留所まで運行されているという事情があるようです。

 

 

さっそく乗車します。乗客はわたしを含めて4名ほど。ちょっと少ないような感じもしますが…

それとは関係ないのですが、暑い日でしたので、冷房の効いた車内はありがたいものでした。このバスに限りませんが(笑)

ですが、車内はなかなかおしゃれな雰囲気です。他の「大阪シティバス」では見られない内装です。

 

 

この「いまざとライナー」に使用されている専用車両の内装は、合計7種類・14タイプが存在しているのだとのこと。

「どんな内装のバスがやって来るのか」というのも、楽しいものかも知れませんね。

 

 

ところで、この「いまざとライナー」がここからしばらく走る「今里筋」には、もちろん一般の「大阪シティバス」路線も運行されています。

かつての「大阪市交通局」時代から見られる、ベージュに緑の帯をまとったバスもたくさん走っています。

 

 

特に、この「今里」から「大池橋」、「杭全(くまた)」の区間では「今里筋」は三車線になり、交通量も多い道路となります。

それにともなって旅客需要も多く、「いまざとライナー」以外にも多数の系統が運行されていることが、バス系統地図からわかります。

 

 

晴天のもと、「地下鉄長居・長居西二丁目」へ向けて発車。すぐに、大きな交差点を通り抜けます。

 

 

この交差点は、大阪では「五叉路」として有名な「今里交差点」です。

地図上下に「今里筋」、右下から左下へ「千日前通(せんにちまえどおり)」、左上へはここを起点に「長堀通(ながほりどおり)」が交差する、終日交通量の多いところです。かつては、大阪市電(昭和44年廃止)の終着駅でもありました。

 

 

しばらく走りますと、近鉄電車の高架が見えて来ました。

この方向からまっすぐ行くと、大阪の東のターミナル「鶴橋駅(同東成区)」に近いところです。

 

 

近鉄の高架をくぐると「生野区(いくのく)」に入り、順調にバスは飛ばして行きます。

 

 

さて、車内の方ですが…

案内のディスプレイが車両の前部と中央付近に二つ設けられていて、このように詳細な、さまざまな案内が流れるようになっていました。

最近は、大阪でもちらほらと見られるようになった便利な設備ですが、この案内ディスプレイ、ちょっと驚くことまで表示されるものでした。

これについては、また後項で取り上げたいと思います。

 

 

さて、「地下鉄今里」を出て2つ目、「大池橋」停留所が近づいて来ました。「生野区」の中でも、主要な場所のひとつです。

 

 

この「大池橋」停留所で最初の途中下車をすることにしました。

 

 

次回に続きます。

今日はこんなところです。