住江織物「鉄道車両内装の歴史展」を訪ねて その7~京阪電車「旧3000系特急車」の想い出をたどる | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。

 

 

大阪・心斎橋にある「住江織物」さんの本社・ショールームで行われていた、「鉄道車両内装の歴史展 明治・大正~昭和のモケット」という

企画展を訪れた際の様子をお送りしています。

  

 

 

昭和も40年代から50年に入り、京阪電車、「成田空港」開港に合わせてデビューした京成電鉄「スカイライナー」、阪急電車…と同社の製品はさらにさまざまな鉄道各社で使用されて来たことが解説から窺えます。

 

 

ですがその展示の中でも「おっこれは!」と感じたものが…

 

 

この「茶色地にベージュと黒のストライプ」

全車冷房完備の「テレビカー」として人気を博した、京阪電車「旧3000系特急車」の座席モケットでした。これは懐かしいものです。

 

 

復元された、現物のシートはこちら。

座席の背部分だけでなく、通路側の肘掛けの下部分まで同じ柄で統一されているのが特徴のものです。

 

 

この懐かしの、復元された座席モケットの車両は、京阪沿線の大型ショッピングモール「くずはモール(大阪府枚方市)」の「SANZEN-HIROBA」で、デビュー当時の姿で展示されている「旧3000系特急車」 です。

 

 

こちらでは、車内にも自由に入ることが出来ます。ずらり並んだ茶柄の転換式クロスシート、落ち着いた雰囲気を醸し出しています。

 

 

登場当時には、運転室側にテレビが設けられていました。これもしっかりと再現されています。 

 

 

運転台の様子。うれしいことに、予約をすればこの運転台を使用して、京阪特急の運転シュミレーターを体験することも出来ます(有料)。 

 

 

私事にわたりますが、幼少の頃、京都へ行く時はいつもこの「マンダリンオレンジ」と「カーマインレッド」に彩られた「旧3000系特急車」で家族と出かけていました。

 

それだけでもわくわくすることだったのですが、その京都への車中で座った、この茶柄にストライプのシート…

当時の楽しいお出かけの思い出が甦って来るかのようです。 

いや、いいものを拝見することが出来ました。

 

次回に続きます。

今日はこんなところです。