(ヤフーブログ 2019年5月31日アップ分)
みなさんこんにちは。前回からの続きです。
好天に恵まれた先日、家族で「天王寺動物園(大阪市天王寺区)」や「新世界」周辺にお出かけした際の様子をお送りしています。
訪問したのは今月半ばの頃だったのですが、あたかも初夏を思わせるような暑い日でした。
ですが、緑の多さで少しは暑さも和らぐような気分です。
さて、園内をあちこち回っていますが…
動物園の中間、天王寺公園や天王寺駅方向へと抜ける通路の向こうにも、たくさんの動物たちが居ます。
おっ、なんだかたくさんの人だかりが出来ています。
ギャラリーの視線の先には、尾の長い、なんとも愛嬌のある表情のサル。
一生懸命、木の枝をしがんでいる姿がかわいらしかったのですが…
「ブラッザグエノン」という、オナガザルの仲間でした。
一生懸命に枝をしがんでいたのは「果実の実った木を訪れて集中的に食事をします」という解説のくだりを読んで、なるほどと納得します。
この後も、さまざまな動物の様子を見て回ったのですが、取り上げ切れないくらいです。
こんなにたくさんの動物が居るのかと、久しぶりに訪問して感心した次第です。
ところで、たくさんの人出にも関わらず人気のない、園内のこの一角の前を通り過ぎました。
ゾウの飼育舎だったのですが、ここでは昔から親しまれていた「ラニー博子」というゾウが長年生活していました。
ただ、昨年の1月に残念ながら老衰で亡くなってしまったそうです。
わたしも幼少の頃、こちらへ親に連れられて観察したのをよく覚えていますので、返す返すに残念だと感じます。
観覧スペースには、元気な頃の「ラニー博子」の写真がパネル展示されていました。
ここ「天王寺動物園」にやって来たのは昭和45(1970)年ということで、48歳という長寿だったそうです。
公式ホームページには「大阪で開催された万国博覧会を記念しインド政府から送られました」という旨の記載がありましたので、おそらく名前も、同年に開催された、アジア初の万国博覧会「大阪万博」にちなんで、「博」が付けられたのでしょうね。
複雑な気持ちになりましたが、幼少の頃のわたしを含めて、たくさんの入場客に親しまれて来た存在だったのだなと感じます。
ここのシンボル的な存在だったですし、なおのこと、冥福をお祈りしたいと思います。
次回に続きます。
今日はこんなところです。