京阪電車「野江駅」とJRおおさか東線「JR野江駅」乗り換えを試してみる その2 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

(ヤフーブログ 2019年4月26日アップ分)

 

みなさんこんにちは。前回からの続きです。

 

 

4月末から5月はじめにかけて、「平成」から「令和」への改元を記念した「特製ヘッドマーク」を掲出した「京阪特急8000系」を無事目にすることが出来、「淀屋橋駅(大阪市中央区)」から帰路に就こうとしているところです。

 

下車したのは「野江駅(のええき、同城東区)」。

普通列車のみ停車する、割り合いに静かな駅なのですが、今年3月に全線開業した「JRおおさか東線」の「JR野江駅」が至近距離にあり、乗換駅として機能しています。これを試しに利用してみようかという魂胆からです。

 

 

それでは、降り立った「野江駅」の様子を観察してみたいと思います。

わたしも、下車するのは結構久しぶりです。

 

 

ホーム屋根を支えているのは、この無骨ながらクラシックな鉄骨。

 

 

ベンチも、大都市圏の駅としては非常に珍しい、壁面と一体化した「木製」のものです。

 

 

 

ホームから改札階への階段部分も、曲線を描いたドーム型のデザインで、どことなく優美な感じを受けます。

改装が重ねられたとは言え、昭和6(1931)年に明治開業以来の曲線の多い旧線を廃し、高架新駅化(2年後にはさらに複々線化)された時に新設された面影をいまなお残す、貴重な建築です。

 

 

近年では、エレベーター増設などで一部は改装されてはいるものの、構内のあちらこちらにまだそのレトロな面影があるようです。

先ほども触れましたが、下車するのが久しぶりなので、以前と様子が変わっていなくて少しほっとしました。

 

 

出口は2カ所。時間帯によっては無人になるのですが、案内標識には「JRおおさか東線」の文字がしっかりと刻まれていました。

それではさっそくJRの新駅「JR野江駅」へ乗り換えることにします。

 

 

改札口を出ました。

高架複々線上に設置されているこの駅ですが、こちらにも丸みを帯びた、レトロで優美な支柱が目に付きます。

 

 

目指す「JR野江駅」は、地図で確認しますと本当に間近にあります。

「JRおおさか東線」の方は、もともとは「城東貨物線」と言いまして、その名の通り「貨物専用」の路線だったのですが、これを旅客列車も走れるように複線化などの改造を施したもので、今年3月に全線が開業し、念願の「新大阪乗り入れ」を果たしました。

 

 

少し地図を引いてみますと、そのJR駅の向こうには「Osaka Metro 谷町線」の「野江内代駅(のえうちんだいえき、同。紫の□)」も徒歩圏内です。

 

さらに、京阪の左側(東側)を通る「国道1号」沿いに南へ行きますと、こちらも「Osaka Metro」の「長堀鶴見緑地線・今里筋線」の「蒲生四丁目駅(がもうよんちょうめえき、同。青い□)」にも、ここからですと少し歩きますが、到達することが出来ます。

都合「4駅5路線」が集結することになったことで、各方面への利便性が格段に向上した、この「野江」地域です。

 

次回に続きます。

今日はこんなところです。