大阪モノレール 延伸への道!その13~東大阪市方面への延伸区間をたどる 平成31年4月編 その6 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

(ヤフーブログ 2019年4月18日アップ分)

 

みなさんこんにちは。回からの続きです。

今年3月、路線延伸の事業計画が認可された「大阪モノレール」東大阪市方面への南進区間(なかんずく東大阪市内の区間)をたどるということをしています。

 

 

あたらしく延伸開業する区間では、そのほとんどが、すでに開業している区間と同じく「府道大阪中央環状線(以下『中環』と略す)」に沿って高架軌道が設けられているのですが、次の「仮称・荒本駅(あらもとえき)」へ至る区間だけは、そのまま「中環」沿いに軌道を延ばすと、接続駅からかなり離れてしまう、などの理由で、地図のように大きく東方向へ迂回をするという計画になっています。

 

それでは、この「迂回区間」に当たる「市道 若江稲田線」をたどってみようかと思うのですが…

 

 

それがこちら。なんと、ここをモノレールが通るというのです。

このような狭い道!ホンマかいな、間違ってへんのかいな?などと思い、現地でも地図を幾度も見直すのですがやはりここを通るようです。

 

 

その「若江稲田線」に入り「中環」の方向を向いたところ。

上空には高層建築物がないのでアプローチには支障がなさそうに思えるのですが、中間にある水路に柱を立てるとしても幅が狭いなあと感じます。

 

 

東大阪名物?の小さな町工場や倉庫群を抜けると一気に視界が広がります。

奥に見えるのは「府営東大阪春宮(はるみや)住宅」です。

 

 

道路の中央部には、先ほどに続いて水路。その脇(南側)には広大な空き地があります。

ここにはかつて、ひとつ前の画像で背景に見られた「春宮住宅」が新築移転する以前、集合住宅が多数立ち並んでいた跡地です。

 

 

道路と空き地を隔てる柵から覗いてみますと、結構な広さがあります。

ひょっとすると、この一部もモノレール新線の敷設に関係するのかも知れません。

というか、駅が設けられるくらいの十分な広さのようにも感じられます。

 

 

 

この水路は別の道路と交差する部分で終わり、その先は約20~30mほどでしょうか、道路専用の形態になっています。

 

 

こちらも公表されている資料から。

「中環」から東へ折れ、この「市道 若江稲田線」の水路沿いに延びる区間はおよそ600m。

 

 

よくよく資料を見ますと、やはりこのままの形でモノレールの高架軌道を敷設するのには無理があるようで、この「若江稲田線」を南側へ20mほどへ拡幅した上で、その中央部に高さ約12mの高架を通すのだとのこと。

 

 

 

 

このあたりで「若江稲田線」からは離れて、上の画像では右側後方へと軌道は膨らみながらカーブして行きます。

そういったことで、この道路・水路の南側にある先ほどの「春宮住宅跡地」も活用されることが想像出来ます。

 

「中環」沿いとは大きく異なり、住宅地、商業地のど真ん中を走ることになりますが、現在の姿からは大きく変貌しそうです。

 

 

地図上では「青い☆」の箇所に当たります。結構なカーブにかかるところになりそうです。

 

 

先ほどの、2枚前の場面から南側を向いたところ。

モノレールは左側(東側)へ膨らみながら、奥にある「イオン東大阪店」の方向へと向かいます。

ここに「仮称・荒本駅」が設置されることになっています。

 

次回に続きます。

今日はこんなところです。