開業から10周年「阪神なんば線」開業前後を振り返る その8 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

(ヤフーブログ 2019年4月11日アップ分)

 

みなさんこんにちは。前回からの続きです。

先月20日、開業から10周年を迎えた「阪神なんば線」の開業初日、沿線を巡った際の様子をお送りしています。

 

 

ここは「阪神尼崎駅(兵庫県尼崎市)」です。

「阪神本線」と、この日より開業した新線区間(「西九条~大阪難波」間)を合わせて「西大阪線」から「阪神なんば線」と改称された二線が接続する、阪神電車の中でも重要な交通の要衝となりました。

さまざまな列車が行き交うようになったこの駅で、その往来を愉しんでみているところです。

 

 

本当に次から次へと、列車はやって来ます。

今度は「全身ラッピング車両」、「近鉄奈良線」沿線にある「帝塚山大学」のもの。

自社線内のみならず、こういった列車が沿線外でも走るということになったというのは、多大な宣伝効果があるのではないかと感じます。

 

こちらは「大学」の広告の事例ですが、実際「相互乗り入れ」というものの効果は絶大のようで、相互乗り入れ先の沿線への通学も増加しているのだそうです。

 

 

引き上げ線でしばらく停車したのち…

 

 

 

折り返し「普通東花園ゆき(大阪府東大阪市)」として入線。

 

 

それと同時に「本線」の「特急梅田ゆき」も到着。

ちょうど「センバツ高校野球」が沿線の「阪神甲子園球場」で行われていたこともあり、運転室の助手席側(向かって左側)には、その標識も掲出されているのがわかります。列車の行き来がなかなか、迫力のある一部始終です。

 

 

 

その後も、途切れることなく次々と列車が行き来します。

なんぼ見ていてもまったく飽きません。

 

 

 

 

 

 

今度は「区間準急」として折り返し入線。それと同時に、神戸方面から本線の「急行」も入線します。

 

 

 

それに続いては、姫路からの山陽車両の「直通特急」が接近。

この「阪神なんば線」開業と、近鉄との相互乗り入れ開始とともに、三社のさまざまな車両が見られるようになりました。

時間があっという間に過ぎて行きます(>_<)

 

 

今度は留置線から「急行梅田ゆき」が入線して来ました。

この二線の留置線からは「阪神なんば線」方面のみならず「本線」への列車も入線出来るようになっています。

複雑なポイントが、実に見事に設けられているなと感心します。

 

 

 

 

この日の乗り鉄はここで終了。

始発の一番列車にも乗車出来ましたし、その後も沿線をあちこち巡ることが出来て、実に満足の一日になりました。

 

 

そういったことで10年前の、関西の鉄道網を大きく変貌させることになった「阪神なんば線」開業。

そして「阪神・近鉄相互乗り入れ開始」という、計画から40年来を経て実現した、実に歴史的な一日となった沿線の様子(乗り鉄の様子ですが)をお送りして来ました。

 

 

開業した区間は短いものの、二つの路線のみならず、神戸・大阪・奈良という三都を結ぶあたらしいルートが構築され、人の流れも大きく変わりました。関西では事例の少ない「相互乗り入れ」ですが、単に列車が直通するだけでなく、それが実に大きな影響や効果をさまざまな方面に及ぼすものなのだなと、10年経過した今日になって、あらためて感じた次第です。

 

 

 

早朝にこの駅で並んで入手出来た、記念の乗車券もいい記念になりました。

 

 

ところで「阪神尼崎駅」の売店ではこのようなポスターも見かけました。

沿線の「尼崎競艇場(現在は『BoatRace 尼崎』)」で、この「阪神なんば線」開業を記念した番組も組まれていました。

それほど、大きな出来事だった「阪神なんば線」開業、そして「阪神・近鉄相互乗り入れ」の初日の様子を振り返って来た次第でした。

 

おつきあいくださりありがとうございました。

今日はこんなところです。