開業から10周年「阪神なんば線」開業前後を振り返る その4 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

(ヤフーブログ 2019年4月9日アップ分)

 

みなさんこんにちは。前回からの続きです。

先月20日、開業から10周年を迎えた「阪神なんば線」の開業初日、沿線を巡った際の様子をお送りしています。

 

 

「阪神なんば線」の開業と、一番列車の発車に合わせた記念式典を見届けた「阪神尼崎駅(兵庫県尼崎市)」から、記念すべき一番列車で「大阪難波駅(大阪市中央区)」まで乗車して来ました。そこから折り返して、近鉄線内からやって来る「近鉄から阪神へ乗り入れる最初の列車」で「阪神尼崎駅」へと向かっている途中です。

 

その「大阪難波駅」から一駅目、この「桜川駅(同浪速区)」に到着しました。

この日から開業した「阪神電車の新駅」なのですが、相互乗り入れする列車の乗務員は、阪神・近鉄の境界駅となった「大阪難波駅」ではなく、この駅で行われることになりました。

 

 

そういったことで、乗務員交代のために「尼崎ゆき」はしばらく停車。

その間ホームに降り立ってみるのですが、反対側のホームには「大阪難波方面」へ向かう、始発から二本目の列車が入って来ました。

 

 

 

充当されていたのは、阪神の新型車両「1000系」、行き先は近鉄「瓢箪山駅(ひょうたんやまえき、大阪府東大阪市)」です。

おらが街にある駅へ向かう列車なのですが、あたらしく開業したこの路線で、それも阪神車両でこの見慣れた行先を見るというのは実に新鮮な気分になります。

 

ここでも鉄道ファンの方々の注目を浴びていました。

 

 

そして、再び「阪神尼崎駅」へと戻って来ました。

あっという間の往復だったように記憶しています。ここまで新線区間を往復して来たのですが、始発列車の発車が4時代と早かったこともあって、まだまだ外は暗いままです。

 

 

そして、少し雨も降り出しました。

電車に乗ってばかりですので、あまり影響はないのですが(笑)

 

 

ホームにたたずんでいますと、大阪難波・近鉄方面への列車は次々とやって来ます。

こちらは「普通石切(いしきり)ゆき(同)」。

近鉄線内でもあまり見かけない行先なので、珍しいなあと感じます。

 

 

「阪神なんば線」へ向かう列車は、阪神・近鉄ともに新型の車両ばかりなのですが、この駅で接続している「本線」では、まだまだこのように旧型の車両が主役な頃でした。

下半身が青色の塗装(「青胴車」と呼ぶ)は「普通列車」です。

 

 

こちらでもしばらく観察していますと、いまでは見られなくなった、方向板を使用した列車もやって来ました。懐かしいなと感じます。

 

空もようやく明るくなって来ましたので、ここからもさらに乗り鉄します。

 

 

さて、次にやって来たのは「阪神三宮駅(神戸市中央区)」です。近年、大規模なリニューアル工事が行われ、この駅もホームの配置などがすっかり変わってしまいました。

 

ようやくと言いますか、やっと朝の7時を回ったところなのですが…

降り立ったホームにはものすごい人だかりが出来ていました。

 

 

コンコース階へと上がって来ました。時間的なものもあるのでしょうが、開業したこの日は「土曜日」ということもあって、平日と比べると人の出は割りと少ないように感じられます。

 

 

ところで、「尼崎駅」からここ「三宮駅」までやって来た理由というのは…

 

 

 

今回、あたらしく開業した「阪神なんば線」で最大の目玉とも言える「神戸三宮・近鉄奈良間」を結ぶ「快速急行」の一番列車に乗車しようということで、神戸までやって来たという次第です。日中は20分おきの運転なのですが、神戸方からの始発はここ「三宮駅」から、午前7時43分の発車でした。

 

先ほどのものすごい人だかりは、その「快速急行」の一番列車の到着を待っていた人たちだったという訳です。発車までまだ40分もあるのですが…

 

次回に続きます。

今日はこんなところです。