みなさんこんにちは。今日の話題です。

朝日大阪朝刊 平成31(2019)年3月20日付け 38面(社会面)より。
大阪外周部で半環状に路線を延ばす「大阪モノレール」、現在の南の終着駅「門真市駅(大阪府門真市)」からさらに路線を南進させる事業について、国土交通省から認可がなされたという記事が載っていました。
この計画の「認可申請」についての動きはこちらもどうぞ↓
当ブログ
「大阪モノレール 延伸への道!その6~東大阪市方面へ南進の特許申請がいよいよ出される!」(2018年7月14日アップ)

現在「大阪モノレール」は二路線。
「大阪空港~門真市間」の「本線(21.2km)」、途中から分岐する「万博記念公園~彩都西(さいとにし)間(6.8km)」の「彩都線」ですが、今回、路線の南進計画の事業認可が下りたのは、先ほど触れたように、前者の「門真市駅」から南へ進む区間、8.9km。開業すれば、都合、「大阪モノレール本線」は総延長・30kmを超える長大な路線になります。

大阪東部地域では、東西軸に鉄道網が発達していることが大きな特徴です。
現在営業している「本線」でも、複数の鉄道路線と接続していることが大きな特徴です。
今回の計画、南への延伸区間においても「門真南駅(かどまみなみえき、大阪府門真市)」では「OsakaMetro 長堀鶴見緑地線」に、「鴻池新田駅(こうのいけしんでんえき、同東大阪市)」では「JR学研都市線」、「荒本駅(あらもとえき、同)」では「近鉄けいはんな線」に、終着の「瓜生堂駅(うりゅうどうえき、同)」では「近鉄奈良線の新駅」というように、新しく開業する4つの駅すべてで他社線と接続するようになります(駅名はすべて仮称)。個人的には「おらが街・東大阪」に都合、3駅もモノレール新駅が設けられるという、まるで夢のような計画です。

開業は2029年度末ということですが、先日、シリーズで「全線開業」の話題をお送りした「JRおおさか東線」と同じく、従来からの他鉄道路線と多数、接続するものになります(延伸する計画にある路線区間は、そのJR線よりかなり外郭部に設けられる)。それと併せて、さらに交通網の発達に寄与するものと期待されています。

延伸開業のあかつきには、大阪東部からはアクセスしにくかった「大阪伊丹空港」、「万博記念公園」といったところまで乗り換えなしで行けるということになりますので、まだ10年以上先の話しですが、本当に楽しみです。

南進区間の工事は、早くも今年4月から開始されるとのこと。
わたしにとっては地元を通る路線ですし、開業まで、工事の進捗状況を定点観測するのも楽しみにしている次第です。
ともかく、地元住民としては、自身が幼少の頃から浮かんでは消え、消えては浮かんで…を繰り返して来た「モノレール延伸構想」、その実現に向かって大きなはじまりの一歩になった今回の「事業認可」になったと感じます。
そういったことで、今後も工事の進捗状況などをアップ出来ればと考えています。いや、しかし楽しみな南進計画です。
今日はこんなところです。