みなさんこんにちは。前回からの続きです。
大阪近郊の支線巡り、府内の中河内と南河内を結ぶ「近鉄道明寺線(どうみょうじせん)」を巡った際の様子をお送りしています。

古墳群、遣唐使、菅原道真公に大坂夏の陣…と、古来からのさまざまな歴史の一端を垣間見られたような「道明寺駅(大阪府藤井寺市)」でした。
ちなみに「藤井寺」というと思い出すのは、プロ野球・近鉄の本拠地だった「藤井寺球場」はここからさらに西方向、大阪寄りにありました。
ここ道明寺からは2駅ほど離れています。

さて、そろそろ折り返しの「柏原ゆき」の発車が迫って来ました。

ここからも、かぶりつき席からの眺めをご覧頂きたいと思います。

ほどなく発車。保線用車両の隣を、そろそろと進みます。

道明寺駅の構内を出ようかというところですが、草生した線路がいい雰囲気ですね。

右へ、左へとカーブを取りながら、大和川の支流・石川の堤防に沿って進みます。生駒山系の近さ、そして青さが印象的でした。


軌道はコンクリート製ではない、正真正銘の「枕木」。
ガタンゴトンと、上下に揺られながらいいリズムで進んで行きます。

ここで、再び長い「大和川橋梁」を渡ります。悠々とした流れです。


鉄橋を渡ったところで「柏原南口駅(同柏原市)」に到着。

ほどなく発車。長い築堤を、今度は少しずつ下って行きます。



線路際に民家が増えて来たなと思うと時を同じくして、もう「柏原駅(同柏原市)」の構内に入っていました。
右側の線路は「JR大和路線(関西本線)」です。

駅の手前で、短い直線区間に入ります。JRとは架線電圧や軌道幅は同じなのですが、線路はつながっていないことも見て取れます。

2両編成がひたすら行き来する路線ということで、ここでもホームの短さが目に付きます。

ゆっくりと、JRホームに間借りした「柏原駅」に到着。
ちょうど、奈良方面へのJR線の列車が入線して来たところでした。

ということで、中河内と南河内とを結ぶ「近鉄道明寺線」の乗り鉄記録をお送りして来ました。
乗車するのは20年振りくらいだったのですが、当時と変わらず、府内にありながらローカル色を感じさせられる雰囲気には、自宅からそう遠くないところにも関わらず、どこか別世界に来たような乗り鉄でした。
乗車するのは20年振りくらいだったのですが、当時と変わらず、府内にありながらローカル色を感じさせられる雰囲気には、自宅からそう遠くないところにも関わらず、どこか別世界に来たような乗り鉄でした。

この後は同じホームに入って来たJR大和路線で帰宅の途についた次第です。
お付き合いくださりありがとうございました。
今日はこんなところです。
今日はこんなところです。