先日15日まで「阪急うめだ本店(大阪市北区)」で開催されていた「鉄道模型フェスティバル2018」の様子をシリーズでお送りしています。

迫力のジオラマを拝見した後は、こちらも目玉展示でしょうか。
各鉄道模型メーカーの、新製品展示がいろいろとなされていました。

いろいろな商品が展示されていますが、こちらも拝見して行きたいと思います。まずは「TOMIX」から。

まず最初に、ショーケースの中で異彩を放っていたのがこれでしょうか。
長野・富山県境にまたがる観光ルート「立山黒部アルペンルート」を構成するひとつ、関西電力が運行している「無軌条電車(トロリーバス)」です。
これは、わたしも乗ったことがあります。

大きなトロリーポールを屋根上に乗せた「無軌条電車」。銀色のボディとも相まって、なかなか個性的な姿です。これは気になる商品です。

続いてはこちら、今春に路線廃止になった「JR三江線(さんこうせん)」沿線で人気を博した「天空の駅」こと「宇津井駅(うついえき、島根県邑智郡邑南町)」を再現したモデル。廃止前には高架駅のライトアップが行われるなど話題になりましたが、こういった駅舎も商品になるのですね。

地元・大阪の電車としてはこちらが目立っていました。「鉄道コレクション OsakaMetro 一番列車(谷町線32607編成)6両セット」です。

頭上のポップを見ますと、大阪市交通局を継承した新会社「OsakaMetro」が発足した今春4月1日、すべての路線の中で「新会社初の列車」として運行された編成がモデルになっているとのこと。
モデルになった「30000系」の「御堂筋線バージョン」はすでに「会社限定」で発売されているのですが、こちらは「一般発売」のものでした。
これはわたしも並んで購入しました↓
当ブログ
鉄道コレクション「大阪市交通局30000系 御堂筋線3両セット」を細見する
(2017年2月5日アップ)

赤い御堂筋線のそれとはまったく異なる印象の、谷町線のラインカラー「紫色」に実にしぶさを感じます。でもかっこいいですね。

それから、今秋発売予定の「鉄道コレクション 第27弾」の試作品も展示されていました。
関東・関西大手私鉄の、1980年代以降の車両がテーマなのだとのこと。

まだ無塗装の「西武401系」(左)、「相鉄3010系」(右)。

「東武5050系」(左)に「名鉄7300系」(右)。

モデル商品はありませんでしたが、他にも「近鉄2400系」も。
なかなか、興味深いラインナップです。秋が楽しみです。

隣のショーケースには、おっ、これは見慣れた「近鉄21000系 アーバンライナー」が並んでいます。

昭和63(1988)年から登場したこの「21000系」ですが、後継車両として平成14(2002)年にデビューした「アーバンライナーnext・21020系」と装備を揃えるためにグレードアップ改造が行われ「アーバンライナーplus」として生まれ変わりましたが、これはそれを商品化したものでした。
外観上は、車端部の喫煙コーナーが設けられている場所の二枚の細長い窓が大きな特徴ですが、それ以外、登場時と比べて外観はあまり変わっていません。いまから30年ほど前にデビューした車両ですが、いまも十分に通用する斬新なスタイルだなと感じます。
まだまだ続きます。
今日はこんなところです。