
先日15日まで「阪急うめだ本店」で開催されていた毎年夏の恒例イベント「鉄道模型フェスティバル」へ行って来た際の様子をお送りしています。

さて、その阪急をはじめ、阪神・山陽・神鉄(神戸電鉄)が乗り入れている、神戸市内を東西に結ぶ「神戸高速鉄道」が開業して今年で50周年ということでそれにまつわる目玉展示がありました。

この「高速神戸駅(神戸市中央区)」のジオラマでした。
地上、コンコース階、線路・ホーム階と分かれているようですが…


その地上、道路を見てみますと…なんと、家畜車からウシが逃走しているではないですか。これはなかなかショッキング?です。

気になるのは、やはり線路・ホーム階でしょうか。
ホーム2面・線路4線の構内が、実にこまかく再現されています。

奥から阪急・山陽車両。なんとそして手前には、本来はこの駅には発着していない神鉄の車両が入線しているではないですか(神鉄はひと駅西寄りの「新開地駅=同兵庫区=」へ、阪急・阪神・山陽が走る東西線と異なる南北線に乗り入れている)。模型ならではの、夢の出会いでしょうか。

これを正面から。左から阪神・山陽(2編成)・阪急と並んでいる、高速神戸駅の日常の風景が見事に再現されています。

車両以外でも、ホームや茶色の支柱、軌道など、わたしも知っている実際の風景そのものです。
これはなかなかリアルで、ついつい時間を忘れて覗き込んでしまいます。

ところで、その「高速神戸駅」ジオラマの隣にも気になる車両が。

今秋、発売される予定の人気鉄道模型シリーズ「鉄道コレクション」(鉄道会社限定発売)の試作品が展示されています。それも、3社分もです。


阪急からは「5000系」二種。同じ形式なのに、リニューアル前後でまるで別の車種のように思えます。わたしなら改造前の原形がほしいなあ…


阪急の子会社、能勢電鉄からは「500型」二種。
もともとは、阪急車両を譲受して使用していたものだとのこと。


そして、阪神からは「5500系」二種。
原形(奥)とリノベーション(手前)というラインナップですが、こちらもまるで別の車種のように生まれ変わっているなあと感心します。
しかし気づいたのですが、これら車種すべて「5」という数字にまつわる形式の車両ばかりです。ここにも「神戸高速開業50周年記念」ということが表されているのかなと推測してしまった次第です。
次回に続きます。
今日はこんなところです。