JRおおさか東線 来春開業予定の北区間の新駅名称が発表 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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みなさんこんにちは。今日の話題です。

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朝日大阪朝刊 29面(地域面)平成30(2018)年7月25日付け。

来年春の開業を目指して最後の工事が進んでいる、大阪環状線の外郭部に路線を延ばす「JRおおさか東線」の「北区間(新大阪駅~放出駅間、11.1km)」に新設される駅名称が決定したと報道がありました。

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「新大阪駅(大阪市淀川区)」から南下、現在「南区間」としてすでに開業している「放出駅(はなてんえき、同鶴見区)」までに、

「南吹田駅(みなみすいたえき、大阪府吹田市。仮称・西吹田駅)」
「JR淡路駅(じぇいあーるあわじえき、大阪市淀川区。仮称・淡路駅)」
「城北公園通駅(しろきたこうえんどおりえき、同旭区。仮称・都島駅)」
「JR野江駅(じぇいあーるのええき、同城東区。仮称・野江駅)」、
そして「学研都市線」との並行区間に「鴫野駅(しぎのえき、同城東区)」

の各駅が設けられることになりました。
いずれも駅が設置されることになる地域をよく表していますし、他社線との接続(JR淡路駅→阪急電車、JR野江駅→京阪電車・Osaka Metro谷町線)も考慮したわかりやすい命名になったのだなと地元民としては感じます。

ちなみに新駅名になっている「城北公園」は、大阪では有名な菖蒲園があることで知られているのですが、これまでは近隣に鉄道駅がなかったのでなおのことこれは!と思ってしまいました。

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長年、工事が進められて来た「おおさか東線 北区間」。
現在は「学研都市線」と「大和路線(関西本線)」とを結んでいる形の「おおさか東線」ですが、この「新大阪駅」までの延伸(将来的には新大阪駅からさらに西へ延伸して「関西空港アクセス線」としての計画がある、大阪駅北側に建設中の「なにわ筋線・うめきた新駅」に至る構想もあるそうです)で、駅に張られているこのポスターにあるように、鉄道広域ネットワークが大きく充実するのは相違ないようです。

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来春、開業する「北区間」になる「おおさか東線」が「学研都市線」との並行区間に入ろうとするところ(左側の複線)。ともに寝屋川橋梁を渡る。
学研都市線・京橋~鴫野間にて。

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「北区間開業」の際には引き続いて「新大阪駅」まで運用されることになる、ウグイス色の201系電車。放出にて。
気になる詳細なダイヤ、運賃などの発表はまだ先になるとのことですが、個人的には「奈良・学研都市線方面から直通で新大阪駅へ至る列車は設定されるのか(それも快速列車で)」という点でしょうか。

「新大阪駅」というと、大阪市内中心部から淀川をはさんだ向かい側にあるということもあり、いままでですとこれら路線から新大阪駅へのアクセスには、混雑している大阪駅での乗り換えが必須と、いささか不便な点は否めないのですが、そう言った点でも「新大阪駅発着の直通列車の設定」がなされれば、新幹線に利用する際など、利便性が格段に向上することは間違いないようです。

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現在は「南区間」終点となっている「放出駅」。
「おおさか東線」のラインカラーの入った駅名標がすでに用意されている。

さらに、先ほど触れた「うめきた新駅乗り入れ」や「なにわ筋線への直通」など、今回建設の進む「新大阪駅乗り入れ」にとどまらず、そのような計画においても、将来的に大きな意義のある「北区間開業」になりそうです。

今日はこんなところです。