気づけばもう6月になりました。
少しお休みを頂いていましたが、ぼちぼちと再開させて頂きたいと思います。

朝日大阪朝刊 平成30(2018)年5月31日付け 16面(スポーツ面)より。若鷹・塚田選手の代打ホームランが大見出しになっていました。
今年も5月末から「日本生命セ・パ交流戦」がはじまりまして、応援しているホークスはビジターで阪神に連勝。今年は投打にけが人が続出し、なかなかどうしてもどかしい試合が続いているように感じるのですが、交流戦がひとつターニングポイントになってくれれば…と願うところです。
そんな中、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で行われた、ホークス今年最初の交流戦のカード、対阪神戦を観戦して来ました。
その際の、寄り道しながらの「甲子園観戦記」をお送りしたいと思います。よろしければおつきあいください。

観戦して来たのは、三連戦の最後、5月31日の試合でした。
ところが、関西は朝から雨が降ったり止んだり…
ただ、夕方からは曇りになるということなので、予定通り甲子園へ向かうことにしました。

最寄り駅から20分ほど、ここ「海老江駅(えびええき、大阪市福島区)」で下車。少し早めに家を出たので、まだ夕方のラッシュ前です。

ここで、甲子園へ向かう「阪神電車」に乗り換えます。

JRから地下道を、まずは隣接している「大阪メトロ千日前線 野田阪神駅」を通って行くのですが…

4月から「大阪メトロ」へと民営化された「大阪市営地下鉄」ですが、ここでもまだその面影を発見。

電車のイラストに描かれた「マルコマーク」がこの駅ではまだまだ「現役」でした。新会社になって2ヶ月ほど経ったのですが、駅や車両にあまたあるこの「市営地下鉄」を象徴するマーク、いっせいに新マークに取り替えるということが難しいくらい、数があるのだなと、見るたびに感じます。

ついでに、改札口周りも…
「大阪メトロ」ではなしに「地下鉄」と堂々と書かれていました。


こちらの券売機でも「マルコマーク」発見。

地上出入り口にも、どっこい「マルコマーク」が堂々と見られます。
梅田やなんばなどの、主要な駅などでは「新マーク」を目にすることが多くなったように感じるのですが、このようにまだまだ主役を張っている「マルコマーク」でした。というか、車内の自動放送などでは「大阪メトロ」などとは耳にするものの、車両のデザインが大きく変わったとかいうこともないので、個人的にはいまの時点ではなにがどう変わったのか?という方が、利用していての実際の印象です。

さて、その「野田阪神駅」「海老江駅」の目の前には「阪神電車 野田駅」があります。梅田で乗り換えるより、この駅の方が混んでおらず歩く距離もほどないので、阪神電車に乗る時はこのルートが多くなりました。


天候が微妙なことからでしょうか。こういった掲出があるのは阪神電車ならではだなと感じます。いまのところ、試合は予定通りのようです。

神戸方面のホームへ上がって来ました。
始発の「阪神梅田駅(同北区)」からは2駅行ったところの駅です。


普段、乗ることのない阪神電車。ここでしっかり行き交う電車を観察です。
普通列車に用いられているのはこの通称「青胴車(あおどうしゃ)」という車両。「ジェットカー」とも称され、加速度の高さで知られています(注釈・阪神電車は駅と駅との間が総じて短いので、急行・特急系統の列車を高速で運行するために、普通列車にも高加速・高減速が求められているのが特徴)。
新型車両の導入が進んでいるそうなので、昔から見慣れた古いこの形式の車両もその動向が気になります。

対して、急行系統の列車はこのオレンジ基調の車両。
この駅には特急は停車しないので、急行と普通列車が交互にやって来ます。

やって来た「急行 尼崎ゆき」に乗り込みます。
甲子園までは行かないので、尼崎で乗り換えが必要ということになりました。

野田を出ると、次は終点の尼崎。ということで、車内はガラガラでした。
せっかくなので、先頭のかぶりつき席から前面展望を楽しんでみることにします。電車はぐんぐんと加速、阪神高速に沿って高架を進みます。

カーブにかかるところで、次の「淀川駅(同福島区)」を通過。

ここで、駅名にもある「淀川」を長い鉄橋で渡ります。

猛スピードで淀川を渡り終えると、もう次の「姫島駅(同西淀川区)」が見えて来ました。都合、川の両側付近に駅が設けられているというこの区間です。


カーブに入ってもスピードは落ちず、待避線のあるこの「千船駅(ちぶねえき、同)」に差しかかるというところ。先ほどの「姫島駅」からもほどない距離です。

少し進んだこの橋梁で渡るのは「左門殿川(さもんどがわ)」。
この川を越えると「兵庫県」です。


近鉄電車と相互乗り入れしている「阪神なんば線」が左に見えて来ました。

ここからは、その「なんば線」との複々線区間に。左側には尼崎車庫が見えます。ずらっと並んだ電車群、車庫や車両工場を見るというのはどちらの鉄道会社でも楽しいものです。

「なんば線」線路を大きくオーバークロスしたところで、もう「尼崎駅」。
乗り入れ先の、赤い近鉄電車の姿も見られます。



ポイントをいくつも渡り、終点・尼崎に到着。ここで乗り換えです。

では、この「阪神尼崎駅」の様子をあれこれと見て参りたいと思います。
次回に続きます。
今日はこんなところです。