さらば!大阪市営地下鉄と「マルコマーク」 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。今日の話題です。

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朝日大阪夕刊 平成30(2018)年3月22日付け 11面(社会面)より。

気になる記事が載っていました。いよいよ、明日4月1日に「民営化」となる、いつもお世話になっている「大阪市営地下鉄」に関する記事です。

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大阪の地下鉄には、このような「マルコマーク(あるいは、コマルマークとも)」というシンボルマークがあります(写真黒枠内)。

地下鉄車両はもちろん、駅の出入り口、ホームの案内標識など、あちこちで見られるほど、市営地下鉄の利用者にはなじみのあるマークなのですが、これらが、明日からの民営化で姿を消すというのです。

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「マルコマーク」には、きちんとした意味があるそうです。

記事にその由来が記されていたのですが、理由を知ると、大阪らしいというか、結構、わかりやすい意味が込められているのだなと感じます。
このマークが制定された頃には路線がなかった、大阪市外(東大阪・八尾・守口・門真・堺・吹田)の周辺各市へも、現在は大阪市営地下鉄は路線を延ばしているので、そのいわば「未来予想図」は実現したことになります。

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市営地下鉄の開業から85年という、長年、親しまれて来た「マルコマーク」ですが、明日からは、地下鉄は民営会社「大阪メトロ」へと移行することになっています。
「メトロ」の「M」をモチーフにしたものですが、このデザインを横から見ると「”O”の字になる」ということだそうで、やはり、こちらもローマ字表記の「OSAKA」が基になっているのですね。

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ではここで「マルコマークとの最後のお別れ」という訳で、昨日の記事でも登場した、ここは「堺筋線・南森町駅(大阪市北区)」です。
こちらで、その「マルコマーク」を探してみることにします。

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乗車して来た、電車の客用扉の横にさっそく発見。
市営地下鉄のすべての車両にはこの「マルコマーク」が付いています。

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続いては、駅構内を観察。

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この駅には「堺筋線」と「谷町線」が乗り入れているのですが、それぞれのラインカラーに染められた「マルコマーク」です。

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改札を出たところにある「路線図」と「消火栓」ですが…

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なんと、この「消火栓」にも「マルコマーク」が!
ここまで設置が周知徹底?されているとはです。

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小さな頃から見慣れた「マルコマーク」ですが、時代の流れとはいえ、見られなくなるのは少しく複雑な思いです。
市営地下鉄と「マルコマーク」の長年の活躍に敬意を表しながら、明日からの民営化でどのように変貌するのか、楽しみにしたいと思います。

今日はこんなところです。