みなさんこんにちは。前回からの続きです。
先月、ひさしぶりに家族で、滋賀・長浜へドライブした際の様子をお送りしています。


入り口で「入場料」を支払います。
ここのぶどうは、デラウェアのような小粒なものではなしに、ピオーネ種の大ぶりなものばかりだそうなので、わたしにはおトクな価格設定だと思えますが…セコイですけれど(笑)

それはさておき、期待に胸をふくらませた?三人は先へと進んで行きます。置いておかれないようにせんと。

入り口からしばし、紙袋で丁寧に、一個ずつ覆われたぶどう群が見えて来ました!わたしもテンションがいやがおうにも?上がって来ます。


たわわな房があまたに生い茂る、園内へいよいよ入って来ました。
背が低いところにあるので、身をかがめながらです('ω')ノ

いや、しかしたくさんの房です。すでに、たくさんの人たちがぶどう狩りを楽しんでいるのですが、それでもこれほど残っているほどです。
観光農園だから当たり前ですね、早いもの勝ちやないんやから…と自分で自分を突っ込んでしまいます(笑)

さて、やる気満々の長女・いつが、おもむろに房のひとつを切り取って来ました。房は保護の紙で覆われているので、開封するまでどんなものか…というのはわからないのですが、これはなかなか、実が大きくていい感じです。

続いて、わたしも一房。手前のでしたが、これも当たり!のようです。

園内の中央にある、手洗い場でこれを丁寧に洗いまして…

ようやく、これで食べられます!

表面の水しぶきに、実にみずみずしい感を受けます。
味は…お察しの通り、とてもおいしかった!中身が詰まっているから、ということでしょうか、味も濃くてたまりません。


そ
うは言っても、1時間ほどそれを繰り返しているともうおなかが膨れて来ました('Д')満足、満足です。
腹ごなしに、長女と農園の中を散策してみることにしました。

そんな中には、このようなかわいらしい、二粒だけのぶどうも。
見るに、これから成長して行くのでしょうね。どうぞ、おいしいぶどうになってください(^^)v

さて、気付けば正午を過ぎたところでした。
そろそろ、次の目的地・長浜市街地へ向かおうとするのですが、農園の入り口には、行きには気付かなかった、この農園と、ぶどう栽培にまつわるパネル展示がありました。ちょっとのぞいて行こうと思います。

この「今庄観光ぶどう園」の沿革がありました。
周辺はもともとは「養蚕業」が盛んだったようですが、「石灰質という、この土地に適した農作物」ということで、長年の試行錯誤の末、ぶどう栽培が根付いたのだとのこと。
そういえば、ここへ来るまでに遠望した「伊吹山」も「石灰岩の産出」で有名だということなので、この一帯はそういった土地柄だったようです。


パネル展示を拝見していますと、一年を通して、さまざまな手の込んだ作業が必要なようです。中でも、気になったのは…

この「房づくり…5月」でしょうか。
先ほどのような、いい形の房をつくるために「間引き」するようです。

これは知りませんでした。しかし、小さな実しか成っていない時に、こういったこまかい作業をする…というのは、実に大変なことだと感じます。
しかし、おいしく食べるだけではなしに、これはいい勉強になりました。

さて、嫁がうちに買って帰るためのぶどうを買い求めている間、わたしは例によって、周辺をぶらぶらしてみます。


敷地のかたわらに、訪問した際には咲き始めたばかりの「ヒガンバナ」が美しく花をつけていました。
コスモスやこれを見ると、ああ、秋のはじまりなんやなあと感じます。


近接している駐車場にも、その姿が見られました。緑の中に、この赤々とした花、実に美しいアクセントです。

ここでも、空を見上げればまさに「秋そのもの」。いい季節だなと、繰り返し、しみじみとさえします。
次回に続きます。
今日はこんなところです。